こんにちは。設計部の橋本です。
設計部では共同住宅の勉強の為に時折り東京に見学へ行きます。
今回は南大塚あたりの建築をご紹介。
1件目:トレフォルム
これは3つで一つの共同住宅。
3人の建築家がそれぞれ独自の感性で創り上げた建物が融合している。
東京という多様性の豊かさを象徴している建物群。
建物詳細はこちら。
特に気になったのが千葉氏の設計のE棟。
住戸間に谷間や切り取った個所があり、そこがバルコニーになっている。居室の空間拡張だけでなく、住居のバリエーションや外観のデザインとなって目を惹かれます。
給湯器を亜鉛メッキで囲うところに本気具合を感じる。
2件目: greendipity
建物と庭が混ざり合った建築。
3つの住戸が重なり、上下間に通路が配されている。
それぞれの住戸に専用庭があり、道路からの高低差を使い人の目線を切りながらも街に開放されている。
門扉?といってよいのか…プライベート空間への隔たりはガラス一枚。
斬新。
境界石を思い浮かべる。
こういう仕切りもありだな。と思う。
3件目: treenesshouse
こちらも平田さんの設計した建築。
鉄筋コンクリートと削りとった個所に埋め込まれたホワイトの歪な箱。
そこに植えられた植物が良く映える。
見付が細いなと思って近づくと、鉄板で製作された枠が打ち込まれている。
内部も外部の凹凸が入り込み、不思議な空間が生まれている。
平田さんの自然の様な建築を作りたいという思いが感じられる2つの作品でした。
これからも東京へは状況を見てちょくちょく勉強しに行きます。