こんにちは。
夜中のお風呂の湯のようなとてもぬるいブログの新保です。
半年ぶりの私のひとり語り、そして自己満足ブログです。
前回のブログからWRCにもいろいろと動きがあり、待望の2021年のシリーズが開幕しました。
そして・・・ 決まりました、「RALLY JAPAN」。
2021年11月11日から14日まで。シリーズ最終戦です。
場所は2020年の開催予定であった愛知・岐阜でございます!!!
今度こそWRカーの常軌を逸した走りが目の前で見られるかと思うと、非常に楽しみです。
さて、前回は(と言っても半年も前の話ですが)、WRCがどの様なレースなのかをほんの少しだけお話しさせていただきました。
今回は、レースに使用する車のお話ししていきたいと思います。
ラリーはF1のようなフォーミュラカーではなく、市販車をベースにした車を使用します。そしてそのベース車は何を使用してもいいと言うわけではなく、条件があります。
この条件をホモロゲーションといい、ラリー参加メーカーやチームはホモロゲーションをクリアした車しかベース車として使用できません。なのでラリー専用に特別な車両を作ってレースに参加することができないのです。
現在の規定では、ベース車となるモデルが連続した12カ月間に2500台以上、車種全体で2万5000台以上という生産台数が必要です。
例えば、トヨタは2022年に新車両を投入するのですが、ベース車となるGRヤリスが、1年間で2,500台以上生産され、尚且つ、ヤリスやヤリスクロスなど同車種と位置付けられる車両が25,000台以上生産されていなければ、せっかく開発した車をレースに出せないのです。
もうひとつラリーには他の自動車レースにはない特徴があります。
ラリーは、何か所かあるスペシャルステージ(SS)と呼ばれるコースとなる公道を、一時閉鎖して1台ずつタイムアタックするレースだと言うことを前回お話ししました。
公道を走るレースなので、WRカーは、今走ったSSから次のSSまで、リエゾン(またはロードセクション)と呼ばれる移動区間を、一般車両に混じり、現地の交通法規に従って移動します。 ですので、レースだけでなく、リエゾンを走っているWRカーをみることができますし、法定速度を守って走っているWRカーに、現地の方々が手を振ったりして応援したりしています。
もしかすると、自分の車の前や後をWRカーが走るかもしれませんし、近所を通り抜けて行くかもしれません。
(画像は2019年のセントラルラリーのものです。)
そういった意味では、開催する地元とのつながりがとても深いイベントなのです。
これを機にラリーに興味を持っていただける方が増えていってくれると、とてもうれしいです。
自分の趣味をゴリ押ししたブログの新保でした。