こんにちは。工事部の寺前です。
先日上棟しました、U様邸の工事についてですが。
上記図面(水色部分)のように、一部地下室になっています。
地下水の侵入対策として外部壁面には防水を施していますが
100%大丈夫とは言い切れません。
なので、次の工事は壁の内側に下記写真のように
ドレイナーパネルを設置します。
ドレイナーパネルは、発泡スチロールと同じ材質で、違った作り方をした断熱材であり「押出し発泡ポリスチレン」と呼ばれます。
その断熱材に溝があり、侵入した水が溝を通って下に落ちるので、
集水して外に排水します。
設計者も防水だけでは地下部分に水が侵入する可能性があると考え
念には念を入れ、ドレイナーパネルを設置する設計としたと思います。
地下室のある現場でしか使用しないので
今回ドレイナーパネル工事を紹介しました。
完成まで、あと2ヶ月となりました
気を引き締め安全第一に工事を進めて行きたいと思います。
工事部 寺前