今回は稲沢の造園業者さんのランドスキップさんへの研修報告です。
最初に案内していただいたのは、実生の庭。
偶然の積み重ねから生まれてきたものを受け入れ、それらの変化を楽しむ。ランドスキップさんのコンセプトそのものの庭です。
実生とは、風や鳥によって運ばれてきた種が発芽し育った植物のこと。
この実生の庭、何十年もかけて安定した土壌になり、今ではメンテナンスもほとんど必要がないとか・・・
ランドスキップさんはメンテナンスでも無駄な剪定はせず、消毒や除草剤も木々の自然治癒力を失ってしまうというという考え方をされているそうです。
実生の庭の後は、落ち葉を集めて堆肥を創るコンポストなどの説明をしていただき、ご近所さんから移築された古民家を案内していただきました。
梁を現しにしたり左官壁を塗り直したりと改装された古民家。ここで家具の展示販売をしたりセミナーをされたりしているそうです。
今回の研修では庭に対する新しい概念を知ることができた水上でした。
landscipe
ランドスキップさんのHPには素敵なお庭の施工例がたくさん紹介されています。