こんにちは設計部の佐野です。
みなさん、私が10月に上げたブログを覚えていますでしょうか?
そう、例のビッグプロジェクトです!!
(改めておさらい)
場所は名古屋市中区金山。JR金山駅から徒歩10分の好立地。
高層ワンルーム賃貸、分譲マンションがひしめくエリアでの挑戦!
現在の状況はというと、土留め仮囲い等を終え10月末より基礎工事が開始し場所打ち杭の施工までが完了しております。
今後は設計目線、工事目線でこのブログを通じて本プロジェクト盛り上げていけるよう発信していきたいと思います。
さて、今回は設計目線で基本設計のお話です。
建物の規模に関わらず設計を行う前に必ず行うのが敷地調査。主には周辺環境の確認といったところです。
今回の計画地の周辺はこのようなエリア。
計画地周辺に中高層建物が数多く存在していることがわかります。
本来であれば、金山駅に向けて建物のファサードをデザインしていきたいところですが、11階建てのマンションによってこちらは全く視認性が確保できないことがわかります。
どこに建物を向けてデザインをもっていくかが本プロジェクトのポイントです。
そこで、今回目を付けたのが建物東側の黄色のエリア。
唯一低層建物が立ち並んでいるこの場所を利用して、JR側に向けてファサードをデザインすることで、JR高架下及びJRの車窓からファサードが確認できることが狙いです。
結果、この東面ファサードデザインが、数社ある競合他社の中からお施主様に選んでいただいた要因の一つであったことは言うまでもありません。
気になる方が多いかと思いますが、ファサードについてはしばらくの間はシークレットとさせて頂きます。情報公開まではお待ちください。
最後に、つい先日電車に乗る機会があったので、JR中央線鶴舞駅-金山駅間でのフォトを1枚。
写真中央に青色と黄色の重機が写っているのが御分かりになりますでしょうか?
JRの車窓から現場が確認できることが確認できほっとした次第です。