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2021-11-24

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U様邸 新築工事 その3

設計部 森です。
今回は文字ばっかりですが
お付き合いください。
10年ほど前に完成した東海・ビルド設計施工のこの住宅
「S−HOUSE」。

S-HOUSEの施主は設計部森と仕事を通じて旧知の仲で
建築関係の仕事をしておられる。
本当に業界に顔が広い方なのですが、
他社には一切目もくれず
「東海・ビルドで建てる。」
と涙が出そうになる一言。
この言葉を胸に建築にかかり、無事竣工。
2年後、長男さんが結婚して
近くのマンションに新居を構えた。

そして時が経ち
S−HOUSE施主から
「息子が家を建てるんだけど、土地から一緒に見てくれない?」
涙が出そうになる電話を再度いただき、馳せ参じた。

3つの土地を見て、それぞれ法規チェックをして
どのような規模のものが建築できるか、
擁壁などコストのかかるものの必要性などを検討したが
どの土地も千種区の丘陵地で擁壁・高低差などの処理に
コストがかかりそう。
もう少し土地情報を集めましょうということになったある日
長男さんから「見て欲しい土地が出ました。」と電話をいただいた。
今回の土地は高低差も程よくあって、
擁壁などもそれほどコストをかけずにできそう。
何よりなんとなく良い顔をしている土地。
不思議なものでたくさん土地を見て設計をしていると
なんとなく土地の相のようなものを感ずるようになる。
この土地はいいなと思ったのですが・・・
某住宅会社さんの建築条件付。
土地の相は良いので
この住宅会社さんで建てられたら良いのでは?
と意見させていただいた数日後
長男さんから電話。
「建築条件を外して売ってもらうことになりました。」
いくら父上の顔が広いからといっても
この場合はそれなりに上乗せするお金が必要になったのですが
そこまでして東海・ビルドで建築しようとしてくださる
心に感激。
このような経緯で設計にかかったのです。
そして
木造2階建てを敷地の高い側に置いて計画開始。
前回のブログのように行き詰まりを見た。
こんな経緯で動いてきた計画を一気に進めるには・・・
次回、採用案となった案を紹介します。

Uさんのご厚意で12月にこの住宅の内覧会を

させていただける事になりました。

詳細は当社HPにて追ってお知らせいたします。

事前にご連絡いただいた方のみとさせていただきます。

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