こんにちは。
工事部の倉地です。
今回は、現在着工中の物件にて場所打ちコンクリート杭の現場研修を行いましたのでご紹介いたします。
研修開始です!
現場の住所は中区金山で、街中の工事です。建物が敷地に対して目一杯で計画しているので仮設計画が非常に重要な現場でした。
写真中央のドリリングバケットで地中の掘削を行っています。打設杭径に合わせたバケットを使用しています。
1回の掘削でバケット高さ分掘ることができます。1回毎に地上に引き上げ、残土の回収を行うため、時間がかかります。黄色いヘルメットの作業員がバケットの開け閉めを行っています。危険作業の為、杭孔部やバケットの近くには近寄らないようにしています。
こちらが掘削時に使用する、孔壁が崩れないように注入するベントナイト溶液です。こちらの液体は毎回配合に間違いがないか試験を行っています。手で触ってみましたが、水に比べ粘度が高くぬるぬるしていました。
表層5m程の掘削が完了したら崩落防止のためケーシング管の設置を行います。表層は特に崩落しやすいためです。作業員の安全も含まれています。写真右下の作業員はケーシング管の高さの確認を行っています。
今回の研修は以上です。地中の工事となりますので、記録写真が非常に大事で、全項目撮影をしています。危険作業であり、いかに重要な工事であるかがわかりました。
次回現場で施工するときの参考になりました。
ご安全に!!