工事部の吉川です。
私は今、名古屋市中区金山で金山プロジェクトという、RC造11階建ての共同住宅新築工事に部下の飯田と携わらせて頂いております。

金山は現在弊社東海・ビルドの他にも同じくらいの規模、高さの現場が多く施工中で、タワークレーンの立ち上がった建設現場を皆さんもよくご覧になっていると思います。

今回ブログで私がお伝えしたいのは、「ロングスパンエレベーター」です。

高層物件などでは、外部足場に設置されているところを見かけた事もあると思います。

工事用エレベーター「ロングスパンエレベーター」は人も荷物も乗ることが可能です。

大きさによって積載荷重が決まっています。

専用のガイドレールがあり、モーターで歯車が回転し昇降していきます。

設置する際は設置届を申請し、決まりに沿って設置、利用しなければなりません。

室内で普段乗るエレベーターと違い、檻に囲まれてるような感覚で外部に面して上階に上がっていくので、高所が怖い方は足が竦むかもしれませんが、私たちは日々の作業で慣れてしまってます。
高層物件を階段だけで施工すると、とても大変ですがこのようにロングスパンエレベーターが設置出来れば作業性は格段に上がります。
しかし安全には十分な配慮が必要になります。

私が子供の時に工事現場で、このエレベーターに乗る機会があり、建設中のマンションの最上階まで上がった時の記憶は今でも鮮明に残っております。
まだ工事は年末まで続くので景色がいいなどと油断せず、最後まで安全第一で作業をしていきたいと思います。