こんにちは、工事部の草川です。
現場での高所作業を行う際には、落下防止の為安全帯を使用しなければなりません。
2022年(令和4年)1月2日には、従前の規格形式での安全帯の販売及び現場での作業に用いることも禁止となり、フルハーネスの着用が義務付けられました。
フルハーネス型安全帯は、墜落阻止時に身体が安全帯から抜け出さないように複数のベルトで構成されていますが、従来の胴ベルト型安全帯は、1本のベルトを胴回りに巻きつけて身体拘束を行う構造になっています。
胴ベルト型安全帯は、墜落時に内臓の損傷や胸部等の圧迫による危険性が指摘されており、国内でも胴ベルト型の使用に関わる災害が確認されています。
そのような背景から、厚生労働省は安全帯の名称を「墜落制止用器具」に改め、国際規格であるフルハーネス型を採用することになりました。
作業員自らの命を守るフルハーネスを正しく使用する際には特別教育課程を修了しなければなりません。
また現場監督の観点からフルハーネス使用者に対し、正しく着用するよう指導しなければなりません。
そのようなこともあり、東海・ビルドの現場監督は「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育」を受講しています。
何かと慌ただしい年末に差し掛かっていますが、ゼロ災害を常に意識し「Value of Feeling」を実現していきます。