みなさま、こんにちは。

10月に入りようやく秋らしくなってきましたね。金木犀の香りがして、急に秋の深まりを実感した建築企画室の森口です。

今回は、10月9日(水)、10日(木)の２日間、秋の高山祭に合わせ「高山町屋 惣四郎」にて開催したイベントをご紹介いたします。

1日目は、津軽三味線のデュオとクラッシックピアノ奏者で結成された和風ハイブリッドユニット「陽影月」によるフリーライブを開催いたしました。

地元の方や観光客の方等たくさんの方にお越しいただき、とても賑わったライブとなりました。

私自身、津軽三味線を生で聴くのは初めてだったのですが、弦の響きを全身で感じ、一瞬で心を掴まれました。また津軽三味線とクラシックピアノのコラボレーションは新鮮で、美しい調和を楽しむことができました。

伝統的な曲から現代アレンジのもの、オリジナル曲まで、幅広いレパートリーが披露され、津軽三味線の魅力を直接感じられる貴重な機会となりました。

お越しいただいた皆さまも笑顔でお帰りになり、素敵なひとときを楽しんでいただけたようで嬉しく思います。

2日目は、京都の椿堂茶舗5代目茶師 武村龍男氏による煎茶道のお点前を行うチャリティーイベントを開催いたしました。ワンコイン（500円）で煎茶道のお点前を体験いただき、その売上金を高山市を通じて「令和6年能登半島地震義援金」へ寄付いたします。

普段は体験できない日本の文化をたくさんの方に楽しんでいただけたのではないかと思います。お越しくださった方の中には前日のフリーライブに続き二日連続でご参加くださる海外の方も多くいらっしゃいました。

2日間お越しいただいた皆さま、そしてご協力いただきました陽影月・椿堂の皆さま、本当にありがとうございました。「高山町屋 惣四郎」が保養施設としてだけでなく、情報発信の場や地域貢献の場として活用いただけてとても嬉しく思います。