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2013-02-12

旅 Vol,1

こんにちは。設計部 渡邉です。

さっそく、「旅」シリーズ始動の第1弾!!

 

最初から、一番心に残っている『瀬戸内国際芸術祭2010』をPick UP!

本当は、最後の方に残しておきたかったのですが…

 

瀬戸内国際芸術祭が2013年。つまり、今年。

規模をさらに大きくして開催(3月20日〜)されるようなので参考になればと思いまして…。

http://setouchi-artfest.jp/

 

この芸術祭は、トリエンナーレ形式なので、3年ごとに開催されます。

現代アート作家、建築家、島の人々が協働して、創り上げられるプロジェクトであり、

何よりも、自然(島)が感じられる魅力ある芸術祭。

副題として「アートと海を巡る百日間の冒険」。

そう、船で島々を巡る 『冒険』 です。

 

日本の芸術祭の中でもスケールが大きく、「瀬戸内海の島々」を舞台としています。

2010年は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島の7島。

2013年は、参加する島が増えるとか…。

 

さてさて、香川県の高松港からスタート!!

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フェリーで島々を巡る訳ですが、また景色が最高!

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 ルートは、各々の自由。

開催期間限定のフェリー2日間フリーパスを利用して…。

まずは、皆さんの中にも知っている方も多いはず!?

『直島』!

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この薄っぺらいのが、港の施設。

「海の駅なおしま」

(SANAA 西沢立衛+妹島和代 設計)

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ん!?柱はどこに!?

この施設の設計者は、金沢21世紀美術館の設計も手がけている。

 

特徴は、「軽さ」「薄さ」「透明性」と言ったところ。

開放的すぎる!?ぐらいの、スッキリとした内部。

中で働く人は、あまりの柱の細さに怖いのでは…と、ふっと思う。

  

自然満喫と思い、折角だから…と、バスではなくレンタルサイクルで島巡り!!

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これが、悪夢の始まり…。

起伏が激しく目的地までが遠い…

しかも、真夏に行ったのでへとへと…

 

そんな中にも、得るものも有り!

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 バスでは、一瞬で通り過ぎてしまう景色&アート作品を自転車では思う存分堪能できる!

 

直島は、言わずと知れたベネッセが手がけるアートの島。

詳しくは下記のURL

http://www.benesse-artsite.jp/

 

この島の美術館は、3つ。

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 「ベネッセハウスミュージアム」

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「地中美術館」

※ クロード・モネの睡蓮シリーズや、ジェームズ・タレルが観れる。

※撮影禁止なので、純粋に作品に入り込める…。

※睡蓮の部屋の床タイルが面白い。水の上を歩いてるイメージ!?

※ 自然に配慮し、美術館全体が地中に埋められている。

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「李禹煥美術館」

 

この島は、安藤忠雄 設計の建物がずらり。

自然や、アート作品を邪魔しない。かつ、相互を引立てる上手さがあるな!と、感心。

 

アート作品は、有名どころでは、草間彌生「南瓜」

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杉本博司の作品

 P8030421

等々。

その他にも、家プロジェクト

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などがあり一日では周りきれない。紹介しきれないぐらいのほどの充実ぶり。

 

直島には、自然。アート。建築。温かい島の人々と、様々な魅力が有る島です。

興味が有る方は、一度は行ってみる価値“大”の旅先です。

 

次回の島は、小豆島にしようか…。また、考えます!

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