皆様こんばんは、はじめまして、工事部の宮崎です。
公私ともに初めてのブログ掲載です。
乱筆乱文支離滅裂、ご容赦下さい。
二日間、大都会、東京で名建築、迷建築?をたくさん見学してきました。
「大変だなー」「よーやったなー」「げーーーー」「どうやったの?」「じぇじぇ!」など
どうしても商売柄、施工屋の視点で建築物を見てしまいます。
もっと素直に建物を見れば、感じることがいろいろあるかもしれませんが
どうしても細かい納まりや、施工方法に考えが行きます。
何の変哲もない、スチール手すりです。フラットバーと角材で組んでペンキ仕上げです。
高さと、手すり子の間隔、使用材の寸法などバランスが良いのか?バックの奥まった扉と
あいまって、とてもきれいに見えました。
この施工はコストもあまりかかりません、「おーいいねー」。
代官山の蔦屋の前の犬をつなぐリード金物、「おしゃれー」
同じく代官山の高級賃貸マンションの外壁納まり、化粧のコロシ型枠を入れて出目地をハツリ仕上、セパ孔塗装、しかも内部外部全面、「型枠大工、よーやったねー」「㎡単価いくらー」
これは型枠の施工図も3Dじゃないと加工できません。「うわー」
プラダ表参道ビル、これは建物と言うより工場生産の工業製品?「はーーー」
表参道にあった古い能関係の建物外壁。杉の小幅板と桟木を見せる納まり。
ピンピンの仕上でなく、いい加減でよければ案外ローコストでいけるかも?
「なるほどねーー」
軒が出てます。軽い屋根材と補強のプレート、セメント成形板の軒裏、あまりお金が掛かっていないようだけど、実際は・・・、「金かかってるねーーー」
階段も浮いてます。しかし、よく見ると硝子方立のような細長い柱が・・・、「さすがー隈先生ー」
ご存じ、建築工学の粋を集めたスカイタワー「髙ーーー」
でも建物としては「つまんねーー」
お土産はおしゃれなものが沢山売ってました。
今回の研修で一番感じたのが、東京カテドラル聖マリア大聖堂(丹下健三)国立西洋美術館(ル・コルビジェ)東京文化会館(前川國男)、現代の名建築家の建物が立ち並ぶ代官山や表参道、単純に比較はできませんが、前者には「あつーい」熱気、戦後からの復興、高度経済成長、後者に比べると、「おもーー」「ごつごつ」「ぼてーー」「レトローー」て感じですが、人々の夢=建物「銭、金じゃねーー」「やったれ、やったれーー」なんていう狂気じみた熱気を感じました。「それって俺だけ?」「年とったんかなー」
建築は、設計者の視点、施工者の視点、使用者(オーナー)の視点、見る場所から判断や評価は180°変わりますがどんな建物も、熱意が入った建物は「おもしろいねーーー」
他に紹介したい建物や納まりが沢山あるのですが、また機会がありましたら紹介したいと思います。
たった、二日間でしたが「つかれたーーー」
おしまい。