こんばんは、はじめまして、ブログ初参加 工事部の田中治重です。工事部には、田中が2人おりまして痩せた方の田中です。
2日間の建築研修で実にたくさんの建築を視る(?観る)ことが出来ました。
ただ、工事部のみなさんと同じように施工方法や材質が異常に気になるのは施工者としての性でしょうね。
中でも1番感心したのは、東京カテドラル関口教会の屋根材といいますか外壁材のステンレスの板金です。
流れるような3次元の曲線を成型するために、表面にエンボス加工が施されています。成型を容易にし、光の乱反射を減らし、板厚を薄くして重量を減らすなどの効果があります。また、意匠性を高めるために、表面に釘・ビス等がでないような施工がなされています。感動です。
そして、もう1点あげるならば国際子ども図書館のドアです。ドアがどうしたと言われそうですが、どちらからでも押して入っていける自由丁番のドアです。
現在ならばどのような丁番でも作れそうですが、もしその当時のオリジナルならば、100年以上前の製品です。
上下2ヶ所のみでこの重い無垢のドアを支え、しかも、下の丁番はフリーです。またまた、感動です。
数え上げればきりが無いほど多くの建物に感動を覚えました。2日間で視るにはあまりにも中身の濃い研修でした。