こんにちは。建築研修ブログリレー 営業部4番手の村松です。
東京に出掛けることも少ないのですが、更になかなか行く機会のない場所で様々な建物に出会ってきました。
その中からまずは・・・ご存じ東京駅。
テレビや写真で見た事はありましたが、実際訪れると超高層ビル群に囲まれながら赤レンガの建物がとても良い雰囲気を出しています。
とても大都会のど真ん中には思えない・・・。なぜかほっとする。
次は国際こども図書館です。
安藤忠雄、日建設計の設計、鴻池組の施工で改修が行われ2002年に完成、全面開館した建物です。
明治期の洋風建築を上手に保全しつつ、現在の建築と融合した建物になっていました。
とにかく贅沢。見上げる広い天井。少し気がかりになったのは増築部分が分かりやすく見える?!。でも逆にそれだけ昔の建物のスゴさがわかるような気がしました。
まだ増築していました。新しい建物との融和に期待。
最後に世田谷美術館。個人的には一番好きな建物でした。
内井昭蔵の代表作との事。
日も暮れかけて写真が見にくいのですが、アプローチの照明や柱の造形が逆三角形で構成されていて、造り込みが秀逸だなと感心。ちょっとした部分の見せ方にこだわって造られている。以前見学に訪れた明治村の帝国ホテルのフランク・ロイド・ライトを感じさせる建物。
なかなか普段美術館に出掛けることが無いのですが、中の立派な美術品に見劣りすることのない建物。店舗にせよ共同住宅にせよ中にどんな商品を置くのか、どんな人が生活をするのかによって建物の規模やデザインが問われる。建築は奥が深い。何次元と表現したら良いのだろう。
とにもかくにも良い刺激をいただいた濃い2日間でした。