事件が起こる。
バスが
こない・・・・・・・・・・・・。
一班は予定通りに四条を出発。もう一班がバスを待つ。
実は四条あたりで2台同時に大型バスを駐車できる場所が無く、
一台が出ると次が入る予定だったのだが
他の観光バスもこの場所を利用するので場所が空かず、乗るはずのバスが
こない・・・・・・・・・・・・。
30分も待つ事になった!
おかげで
安藤忠雄設計の「陶板名画の庭」をキャンセル!
バスの中はブーイングの嵐・・・
皆様 本当に 申し訳ありませんでした。
そして
そのまま次の見学地
京都国際会館へ。
会館前のアプローチにバスが入ると
車内がどよめいた。「おーーーーーーー!」
国立京都国際会館
設計:大谷幸夫/大谷研究室
所在地:京都府京都市左京区宝ヶ池
用途:会議場
竣工:1966年(昭和41年)
延床面積:27,885m2
東京の国立劇場、最高裁判所、そしてこの国立京都国際会議場が、国が主催となった三大コンペといわれている。
京都国立国際会館のコンペ応募数は195点。大谷幸夫案に決まったが、上位には菊竹清訓や芦原義信も残っていた。
キーワードとして「日本的デザインの現代化」があげられていた。
ちなみに
芦原案は
菊竹案は
ところで
菊竹清訓と言えば
出雲大社の舎がどうしても国際会館の縮小版に見えてしまう。
名 称:出雲大社庁の舎
設 計 者:菊竹清訓/菊竹清訓建築設計事務所
所 在 地:簸川郡大社町大字杵築南1395
竣 工 年:1963
構造もコンセプトもカタチも本当は全く違うのだが
そう見えてしまうのは
わたしだけ?
国際会館は個人的な思い出の地。
学校で建築を学び出した頃、何をどうしたら良い建築と言えるのか
本気で悩んだ事があり、真夏のある日 京都を訪れた。
そしてこの建築を見て
「建築ってこんなことしてもいいものなんだ!」
と
吹っ切れた。(単純なんです・・・)
そんな事を思い出しつつ
説明の係の方に誘導され見学に
未来都市のようなエントランスを抜けて
大会議場へ
天井のUFOのような円盤といい、この建築の最大の特徴である68°傾いた台形の構造体といい
見所が多すぎて全員キョロキョロしっぱなし。
工事中の写真を見るとその構造体が理解できる。
こうして出来た建物の大会議場。
すべてのデザインに意味がある。
そんな説明を聞いてステージに上がってみる。
班ごとに記念写真。
議長席の森です。
似合わないのは本人も分かってる。
この後、貴賓室とロビーを見学。
そしてそのロビーで
記念撮影。
全員です!