スタッフブログ

2013-12-06

No.401 第7回建築見学ツアー その4

事件が起こる。

バスが

こない・・・・・・・・・・・・。

一班は予定通りに四条を出発。もう一班がバスを待つ。

実は四条あたりで2台同時に大型バスを駐車できる場所が無く、

一台が出ると次が入る予定だったのだが

他の観光バスもこの場所を利用するので場所が空かず、乗るはずのバスが

こない・・・・・・・・・・・・。

30分も待つ事になった!

おかげで

安藤忠雄設計の「陶板名画の庭」をキャンセル!

バスの中はブーイングの嵐・・・

皆様  本当に 申し訳ありませんでした。

そして

そのまま次の見学地

京都国際会館へ。

会館前のアプローチにバスが入ると

車内がどよめいた。「おーーーーーーー!」

8B9E93s200920188

国立京都国際会館

設計:大谷幸夫/大谷研究室

所在地:京都府京都市左京区宝ヶ池

用途:会議場

竣工:1966年(昭和41年)

延床面積:27,885m2

東京の国立劇場、最高裁判所、そしてこの国立京都国際会議場が、国が主催となった三大コンペといわれている。

京都国立国際会館のコンペ応募数は195点。大谷幸夫案に決まったが、上位には菊竹清訓や芦原義信も残っていた。

キーワードとして「日本的デザインの現代化」があげられていた。

ちなみに

芦原案は

芦原義信

菊竹案は

菊竹訓のり

ところで

菊竹清訓と言えば

出雲大社の舎がどうしても国際会館の縮小版に見えてしまう。

名   称:出雲大社庁の舎

設 計 者:菊竹清訓/菊竹清訓建築設計事務所

所 在 地:簸川郡大社町大字杵築南1395

竣 工 年:1963

出雲

出雲2

構造もコンセプトもカタチも本当は全く違うのだが

そう見えてしまうのは

わたしだけ?

国際会館は個人的な思い出の地。

学校で建築を学び出した頃、何をどうしたら良い建築と言えるのか

本気で悩んだ事があり、真夏のある日 京都を訪れた。

そしてこの建築を見て

「建築ってこんなことしてもいいものなんだ!」

吹っ切れた。(単純なんです・・・)

そんな事を思い出しつつ

説明の係の方に誘導され見学に

変換 ~ CIMG2395

未来都市のようなエントランスを抜けて

変換 ~ CIMG9357

大会議場へ

変換 ~ CIMG9370

天井のUFOのような円盤といい、この建築の最大の特徴である68°傾いた台形の構造体といい

見所が多すぎて全員キョロキョロしっぱなし。

工事中の写真を見るとその構造体が理解できる。

建築中

こうして出来た建物の大会議場。

変換 ~ DSCF3242

すべてのデザインに意味がある。

そんな説明を聞いてステージに上がってみる。

班ごとに記念写真。

変換 ~ CIMG9368

変換 ~ CIMG2841

議長席の森です。

変換 ~ DSCF3251

似合わないのは本人も分かってる。

この後、貴賓室とロビーを見学。

そしてそのロビーで

記念撮影。

全員です!

変換 ~ PB280062

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