2ケ月ほど前、プライベートで二泊三日の「別府&湯布院温泉めぐり」をしてきました。
定番の地獄めぐりやら、郷土料理のだんご汁定食を食べると入浴できる温泉やら
温泉たまごを食べ、温泉プリンを食べ、地獄蒸しを食べ・・・ととにかく満喫してきました。
2日目の昼過ぎ、その日の宿泊地である湯布院へ向かう途中で「長湯温泉に寄りたい」と友人のひとりが言いました。
仕事の忙しさにかまけて旅行プランや下調べをすべてお任せしていた私は、
この1時間半後に衝撃が訪れるとも知らず「いいよ~」と呑気な返事。
こうして長湯温泉にある「ラムネ温泉館」を目指したわけですが、
友人の話では日本一といわれる高濃度の天然炭酸泉の温泉ということで、
湯船に入っていると体中に泡泡がくっつくんだとか・・・。
「へ~、面白そう」と相変わらず呑気な私。
そしてレンタカーで1時間半。目的地の「ラムネ温泉館」の駐車場に到着。
「えっ?ちょっと?この建物は?」
外壁は焼き杉の板の間に漆喰が塗られストライプのように見えます。
屋根は銅板葺きですし、只者ではない!もしやこの独特の雰囲気は・・・。
入口へと向かう友人達を尻目に写真を撮りまくる私。
全体像はこんな感じです。(後日、大分県の観光HPより拝借。)
建物の入口はグッと低くなっています。多分180センチくらい。
料金を払う受付の横にはこんなラウンジがあり、
答えを求めてキョロキョロ、ウロウロしていた私は見つけました!
やっぱり!ビルドの建築ツアーでもお馴染みの藤森照信氏の設計でした!
やっぱり~。下調べを全くしていなかったので近くまで来ていながら危うくスルーするところでした。
良かった~。友よ、ありがとう!
その後も写真を撮りまくる私。
「何?何?そんな有名な人なの?ふ~ん。」と建築家といえば安藤忠雄さんぐらいは知ってるけど?という友人達。
ふぅ~。温泉に入る前に疲れてしまいました。
炭酸泉も良かったですよ。
湯温は32度とぬるい。というかこの季節は寒い!ですが、
自分の体温と湯が同じくらいで、お湯に入っている感じがしなくて不思議な感じ。
そして浸かっていると段々ポカポカしてきます。
炭酸成分が皮膚から吸収されて血流がよくなるのだそうです。
あ~、いい湯でいいモノ見せてもらったなぁ。
最後に焼き杉の外壁と窓回りの納まりをアップで写真におさめる私を、友人達は呆れて見ていたのでした。