さわやかタウン 様
Concept
外観の大きなテーマは「南欧風のリゾート」。
このテーマを曲線で構成するという大胆なデザインが受け入れられ数社あった中からコンペを勝ち上がることが出来ました。
「ありきたりの箱型の施設は絶対にイヤ!」というお施主様の強い気持ちに十分応える事が出来たと思います。
また内部については介護施設特有のナチュラルな雰囲気でなく、さわやかタウンという名称にもあるように「街みたいにしたい!」というコンセプトを元にしました。
その結果、青空をイメージした天井や海のようなブルーで塗られた床、森のようなグリーンの壁、アクセントカラーに使用したビビットなオレンジ色など言われなければ介護施設とは思えないような鮮やかなカラーに包まれた「街(タウン)」のような空間になりました。
Data
エリア | 大府市共栄町二丁目418-1、418-2、418-3 |
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構造 | 鉄骨造/2階建 |
延床面積 | 524.54㎡ (158.67坪) |
Construction工事部
建物が緩やかなRになっていて、内部間仕切りもRで施工するには大変苦労しましたが、スタッフさんの情熱に応えたいと、多少の無理難題は設計部の協力もありクリアできました。
完成した時にスタッフさんに大変喜んで頂けてとても嬉しい気持ちになりました。
Operating建築企画室
定期的な打合せでは、理事長はじめ、理事の方、スタッフの方々と夜遅い時間まで徹底的に行いました。
建物に対する想いや方向性は同じであり、一人ひとりのこだわりは大変重い分、意見調整や仕様決定には、相当時間をかけ、一つの作品を創り上げました。
この物件もまさに、「東海・ビルドだから、ビルドしかできない対応能力をいかんなく発揮できた建物」と言えます。
また、竣工披露パーティーでの皆様の笑顔がなによりもの喜びを感じます。
Architect設計部
今回のデイサービスは「水耕栽培」という土を使わずに水と溶液で栽培する野菜をメインにしています。
本来は農家などが大規模で行う栽培方法のため、小規模な施設内で行うという初めての経験でしたが、工場に見学に行ったり、水耕栽培を取り入れているお店に食べに行ったり、水耕栽培の業者さんと何回も打合せを重ねることにより施設の目玉として恥ずかしくない出来になりました。