旗屋の家
Concept
「これから建てる家に一番求めるものは?」という問いに対して、O様は『ホテルライクな生活です。』と答えられました。
この会話がO邸のはじまりです。
周りを建物で囲まれ、間口6.5m×奥行18mという長細い敷地に建つ3階建ての建物。建物内部の広がりと奥行感を出すために、家の中にも窓をつくりました。フロアの中心に設けられた階段はトップライト・スリット窓・屋内の窓で囲まれ、そこから光や家族の気配を運んでくれます。
O様は他にはない家にしたいとの思いから、コンクリートの質感と生活感のない日常を求められました。非日常の空間に溢れる光が訪れる人を優しくもてなします。暖かさと鋭さが同居する、O様の個性が盛り沢山の家が完成しました。
Data
エリア | 名古屋市 |
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構造 | 鉄筋コンクリート造/3階建 |
延床面積 | 136.04㎡ (41.15坪) |
建築家 | Yosuke Masuda |
Construction工事部
今回の現場は階段廻りの斜めの壁をいかにきれいに納めるかが難しいところでした。
また、外壁がコンクリート打ち放しなので、コンクリート打設時には下階に養生したり、打設方法を指示したりしました。
施主のO様は現場の隣地に住んでおられ、顔をあわせたり話す機会が多く、その人柄を知るにつれ、どんどん好きになっていき「施主様の満足のいく家を建ててあげたい」という気持ちが強くなり、いろいろな苦労を忘れさせてくれました。
今後もこの気持ちを忘れずに仕事に取り組んでいきたいと思います。
Operating建築企画室
施主様であるO様は当初、ハウスメーカー2社、設計事務所、そして東海・ビルドの計4社で悩まれ、結果東海・ビルドの設計・施工をかっていただき受注に至りました。私共の営業、設計、工事の想いを汲み取って頂いた時は本当に嬉しく思いました。東海・ビルドにして良かったとこれからも思い続けていただけるように邁進していきます。
Architect設計部
コンクリート打ち放しの彫りの深い外観。エントランス上部のスリットサッシに囲まれた階段、青空の見えるトップライト、整形で無い形のLDKなど挙げればきりがないほどO様の想いや夢を共に形にしました。O様の夢を実現する手助けが出来たことを誇りに思います。これからも宜しくお願いします。