-
かぶり厚さの確保
かぶり厚さとは、コンクリート表面から鉄筋外側までの距離の事を指します。
これをしっかりと確保する事により、耐久性の高いコンクリートにすることが出来ます。誘発目地の配置
コンクリートは性質上、乾燥収縮などで亀裂(クラック)が発生します。建物の構造上、亀裂が入りやすいと想定される箇所に事前に目地を設けるのです。誘発目地を設けることで、そこに亀裂が集中しやすくし、他の箇所の亀裂を軽減させます。
雨だれで黒く汚れる?
コンクリート打ち放しは「スタイリッシュだけど、雨だれで黒く汚れるから……」と思われている方もいるのでは?
コンクリート打ち放しの上に撥水コートを塗布します。メンテナンスとしては10年以降※に再度撥水コートを塗布する施工が必要になります。
(※諸条件により再塗布する年数が変わります。)一般的な外壁塗装と同様です。 -
パネル (型枠) 割付
美しく見える様に、パネル (型枠) を割付していきます。設計士と打ち合わせをしながら最終決定をしていきます。
設計画図の作成、現場ミーティング
現場の立地、規模、形状によって異なります。打ち放し部分には、コールドジョイント(打ち継ぎ痕)が出来ないように計画し、人員、打設器具の配置、打ち込み速度などを検討します。打設計画図をもとに、打設に関わる協力業者の方と事前ミーティングを行い、打設に挑みます。
-
建築研修
本州に比べ、台風上陸の多い沖縄での鉄筋コンクリート造の打設現場を視察させて頂き、コンクリート強度、打設クランプ、バイブレーションのかけ方等を勉強し、施工に生かしています。
また国内外問わず、様々な著名建築に出向き素材や施工精度を視察し、より良い建物づくりを目指しています。-
沖縄で地元業者様の打設風景見学
-
イタリア建築研修
-