沖縄編
続いては森です。
今回は通りかかって見た建築とまた見たいと行った建築編。
最初は
東海・ビルドのマンションデザインでは御馴染みの花ブロック(琉球ブロック)。
でもこのシンプルな形状のブロックを市松に使うあたり、
加えて徹底して使うあたりは沖縄でしか見られないデザイン。
沖縄は山からすぐ海になってしまう地形なので水を溜めるダムなどが少ない。
そこで平屋の住宅でも給水タンクを屋根上に上げるのですが
このマンションの屋根上の給水タンクも花ブロックで覆われている。
反対側。フレームワークを思い切りの良い素材分けで奇麗に使い切っている。
細部を見ると
ブロック下にはきっちり溶融亜鉛メッキスチールの水切りが内側に傾けて取り付けてある。
外壁を汚さない気使い。
写真右の駐車場床も壁際で砂利に変わり、その幅が階段室壁のスリットに繋がっている。
きっちりしている印象はこういった細部の気配りで産まれるのです。
玄関側の廊下をのぞくと
床から天井までのガラス。
室内を見る事が出来ないのが
残念。