続き。
琉球石灰岩をふんだんに用いたこの建築、
崖に沿った平面構成と自然の取り入れ方が最大の特徴。
崖に埋め込まれた石仏。
百名伽藍を運営する会社には美術スタッフが配置されており、
首里城付近で発見された石仏を題材にスタッフの手によって掘り出された作品とのこと。
平面配置と琉球石灰岩は次の写真でわかります。
崖に沿って雁行する壁と床、壁の石の質感。
琉球石灰岩は多孔質で調湿作用があり触ってみるとなぜかしっとりした感触があります。
(東海・ビルド コンセプトハウス憧憬舍離宮で触って見て下さい)
そしてデティール。
階段の構成と手摺りなどの軽やかさ。
石と木格子でサッシュを消す。壁が折れ曲がるところでは枠も折れる。
柱が天井に当たる部分は天井をえぐる。
カウンター付きの手摺り。
と
次回は宿泊部分です。