設計部 森です。
間があいてしまいましたが
神奈川の建築第2弾です。
今回は建築もですが
建物のオーナーの人柄にも焦点をあてて・・・
括りでは商業施設。
各パートを賃貸として色々なショップやオフィスが入ってるのですが
この建物のオーナーはその横に事務所を構える竹屋さん
寅堂。
案内していただいた 寅堂 代表取締役 山田さん。
上の写真、真ん中の方です。
最初は「一体 何者が見に来たんだ」といった感じでしたが
建物に食いつく我々を見てすぐににこやかな表情に。
「建築好き」「建築オタク」 ・・・
同士よ!
外壁のタイルは
四国のメーカーで焼いているのを見つけてオーダーしたと言う事ですが
「最初はコンクリート打ち放しだったんだけど、設計者にそれじゃ芸が無いと言ったら
タイルにする事になって、お金かかるけど引っ込みがつかなくなっちゃって・・・」
でもこのタイル、瓦と同じで深みのある良い表情を醸し出しています。
そして横に建つ「寅堂」へ。
寅堂の創業は明治41年だそうで現在の当主は3代目山田修一さん。
この建物は事務所兼ギャラリー 白鳥健二設計。
その更に横に建つのが山田さんのご実家だそうですが
これも味がある。
ギャラリーに入れていただいて
寅堂の仕事を見せていただきました。
竹垣などだけでなく竹のオブジェや建築内装などアーティスティックに
幅広く活躍されてます。
その内部空間は
ダイナミックな木造建築。
トップライトが気持ちいい光を落としています。
すっかり話し込んでしまいました。
2日めの朝、訪問したのですが
時間を忘れてしまいその後の旅程が・・・