翌日。
パリ市内のコルビジェ作品巡りの日。
まずはシルビーさんが行きたいというセーブル国立陶磁器美術館へ。
元は、パリ西側のヴァンセンヌに有った陶磁器工場がセーブルに移り、
今も美術館の後ろに国営工場があって、陶磁器の生産を続けている。
世界各国の陶磁器が年代別に集められている。面白い!
展示状況ですがこの木製の壁、店舗や住宅ですぐにでも使えそうなデザイン。
古く見せようという気負いもなく、普通にクラシックにまとめている。色使いも面白い。
シナ合板で作って着色オイルステイン拭き取り仕上げをするとこうなるかなー、と見てると
学芸員が「こいつ 陶磁器見ないで何見てんだ」的視線を送っていた。
そして
パリ市内へ。
名古屋で言えば「土日エコきっぷ」のような切符を買って地下鉄に乗る、
のだが
地下鉄に乗るまでにこんなものがあった。
セーヌ川を渡るとボートが係留されている。
これが噂のボートハウス。住宅です。
岸から電気、水道が引き込まれて立派に住んでいる。
そして工事現場。
一見、普通のビル新築現場。
よく見ると
右の部分には古い外壁仕上げを見ることができる。
新しい外壁はアルミパネルで凹凸のついたデザイン。
全面アルミパネルで覆ってしまうらしい。
シルビーさんの解説によると
全面リニューアル中。
構造体のみ残して設備、内外装を一新、
この場合は元は集合住宅であったものを下層部分をショッピングエリア、
上層階をオフィスとするらしい。
パリ市内では結構見る光景らしい。
是非、やってみたい!
更に、東海・ビルド 建築見学ツアーで訪れた京都国際会議場?
地下鉄に乗るまでで今回は終了。
「ジャスミン」という可憐な名の駅に着くとこからが
次回。