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2015-01-18

No.449 建築紀行 ヨーロッパ編 10

ジャスミン駅で地下鉄を出る。
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いきなり、こんな街に放り出される。
郊外にしか行ってないので圧倒される。
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キョロキョロしながら歩いて、道を尋ねつつ到着。
ル・コルビジェ 設計の ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸
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図面のように左がロッシュさん家、右がジャンヌレさん家。
ロッシュ邸のみ公開されている。
サイン
こんなサインを見つつ路地に入る。
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正面に板塀があり、ピロティが隠されてますが
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中はこうなってる。
親切なお姉さんが流暢な日本語で応対してくれて驚く。
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吹き抜けの玄関ホール。
コルビジェのスケッチはこうなってる。
スケッチ
そしてギャラリーへ。
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水平連続窓は高窓となって周囲の視線を気にせずに居られる。
都市部の住宅と郊外の住宅(サボア邸)の違いがよく分かる。
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スロープ下の収納棚。
実は
東海・ビルド コンセプトハウス 憧憬舎1970の玄関の靴収納。
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ロッシュ邸のこの収納が頭に浮かび、参考にして作ったことを吐露します・・・
La Roche2
ロッシュさんは絵画収集をされていた方だそうで、ギャラリーが計画された。
今はコルビジェのカップマルタンの小屋の写真が展示してある。
スロープを上がって書斎へ。
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ホールの吹き抜けが左側。この建築も色使いに注意!
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2階の階段室ロビーの配色。この色をまとめる手腕は相当なもの。
面積配分と色相、彩度、明度のバランス。見入ってしまう。
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住居部分につながる空中廊下。
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リビングダイニングは暖かな色相。
この横には配膳室があり、1階のキッチンからのダムウェーターがある。
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滑車がガラス越しに見えます。
住居階段の手すり。
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1階キッチンはトップライト採光。ガラスが面白い。
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1階寝室。白い箱の中はトイレ。
こなあたりはサボア邸と似ている。
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ホール越しにギャラリー外壁を見る。
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照明器具。電球はフィリップス社のもの。今でも使える製品があるとのこと。
日本のメーカーで90年経って使える電球を作り続けることはまず無い。
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一気に紹介しましたが
断面
コルビジェ巡りはまだ続きます。
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