ジャスミン駅で地下鉄を出る。
いきなり、こんな街に放り出される。
郊外にしか行ってないので圧倒される。
キョロキョロしながら歩いて、道を尋ねつつ到着。
ル・コルビジェ 設計の ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸
図面のように左がロッシュさん家、右がジャンヌレさん家。
ロッシュ邸のみ公開されている。
こんなサインを見つつ路地に入る。
正面に板塀があり、ピロティが隠されてますが
中はこうなってる。
親切なお姉さんが流暢な日本語で応対してくれて驚く。
吹き抜けの玄関ホール。
コルビジェのスケッチはこうなってる。
そしてギャラリーへ。
水平連続窓は高窓となって周囲の視線を気にせずに居られる。
都市部の住宅と郊外の住宅(サボア邸)の違いがよく分かる。
スロープ下の収納棚。
実は
東海・ビルド コンセプトハウス 憧憬舎1970の玄関の靴収納。
ロッシュ邸のこの収納が頭に浮かび、参考にして作ったことを吐露します・・・
ロッシュさんは絵画収集をされていた方だそうで、ギャラリーが計画された。
今はコルビジェのカップマルタンの小屋の写真が展示してある。
スロープを上がって書斎へ。
ホールの吹き抜けが左側。この建築も色使いに注意!
2階の階段室ロビーの配色。この色をまとめる手腕は相当なもの。
面積配分と色相、彩度、明度のバランス。見入ってしまう。
住居部分につながる空中廊下。
リビングダイニングは暖かな色相。
この横には配膳室があり、1階のキッチンからのダムウェーターがある。
滑車がガラス越しに見えます。
住居階段の手すり。
1階キッチンはトップライト採光。ガラスが面白い。
1階寝室。白い箱の中はトイレ。
こなあたりはサボア邸と似ている。
ホール越しにギャラリー外壁を見る。
照明器具。電球はフィリップス社のもの。今でも使える製品があるとのこと。
日本のメーカーで90年経って使える電球を作り続けることはまず無い。
一気に紹介しましたが
コルビジェ巡りはまだ続きます。