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2015-01-28

No.455 建築紀行 ヨーロッパ編 16

ルイ ビィトン ミュージアム

フランク.O.ゲーリー展の様子。

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会場両端にスクリーンがあり、工事中の様子などが綺麗な映像で流れる中、

模型やスケッチが展示されている。

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計画の変革がよく分かる。

大きな模型がたくさんあり、それぞれの模型に人がかがみこんで見ている。

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内部検討用の模型。

中には

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外皮の形状検討模型も

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フランク.O.ゲーリーの事務所には専属の模型職人や独自の3D CADがあり、人の手とコンピューターが

連動できるように構成されていると聞いたことがある。

コンピューター上の立体を3Dプリンターで具現化して人が組み立てながら形状調整をする。

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それにしても

元になるかたちをどう伝えるのか?

こんなスケッチが展示してある。

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リチャードさん曰く

「アキオ、こういうのを描けば君の会社のスタッフがあとはやってくれるよ!」

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そうか?そうなのか?

まあ

今でも近いことをしてるかもしれないが・・・

上のスケッチからこんなものを作り上げていく過程が展示されている。

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2巡して、さあ3巡目と屈伸運動してたら

さすがに腕を引っ張られて会場から連れ出された。

その他の展示は空間アート。

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半円形の総鏡張りの部屋がある。

円弧の中心に光源を置く。

その周りに柵を作る。

こうして広がる影を鑑賞者の影も含めて鑑賞する空間。

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写真では伝わらないのですが他にもとても面白い空間が用意されていた。

建物全体を歩き回る。

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地下部のコリドール。

光壁をよく見ると

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鱗状に薄い透過性の板を張り合わせている。

見上げれば

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木の積層材をメインフレームに鉄やガラスが空間を飛び回る。

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足元。

光を取り込んで水盤で反射させているので結構明るい。

エレベーターで屋上へ

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ここまでくるとちょっと煩い感じが否めない。

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ブローニュの森や デファンスを見とおせるのだが

景色は一切無視している。

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垣間見えるだけだが

もっと見通したいという欲求不満に陥る。

内部も

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普通には済まされない。

よくぞやった という感じです。

施工も大変であったと思います。

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なにはともあれ、リチャードさんに感謝!

「次はどこへ行こうか?」

聞かれたので

「モンマルトルをぶらぶらしたい。」

「OK。でも、いいレストランを予約しといたから行こう。」

もう一度

リチャードさんに感謝!

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