ポアティエの街。
とあるショッピングモール。
ショッピングに興味はないが
マリローがどうしても入ると言う。
するとこの中に
古い石積みの壁があった。
実は
ローマ時代の遺跡・・・
ブティックと化している。
棚 吊っちゃってるけど
いいのか?
普通に服を見ているマリローですが
「ここをアキオに見せてやろうと思ってた。」
日本では考えられないシチュエーション。
パリと同じく躯体を残してリノベーションをしているビル。
完成予想図は
この街に曲面ガラスのビルって・・・
まあ、自由でしょうけど。
この現場の前は広場になっていて
スケートリンクが出来てる。
この後、ヨーロッパの各地で広場のスケートリンクに出会うことになる。
町並みに埋没するようにあった古い教会。
高さはないが、荘厳さと構造の美はやはり素晴らしい。
どんどん街を行く。
斬新すぎるこの建物。グレーがいい味出してる。
かと思うと
道路がショーウインドウ。
ただし、このデザインの服。
買う人はいるのだろうか?
マリローはどんどん進む。
このおばさん、相変わらず元気です。
途中で気になった建物。
1階のこの大きな開口は後で開けられたもの。
石積みといえど結構小さな石を積んでいるこの辺りの住宅だが
こんな穴を開けることができるのだ。
マリローに聞くと
「ウチも昨年、開けたよ。」
実は
ポアティエに来たのは
有名建築ではなく
マリローさん家が目的。
13世紀に農家として建てられた家をリノベーションしながら(今も進行中)
貸しコテージを運営してるのだ。
石造壁に開口を開ける技術を早く見たい。
と言ってる間に着いた。
サン=ピエール=ド=ポワチエ大聖堂 – プランタジネット朝時代のゴシック様式。
ポワチエ大司教座が置かれている。
壁面の彫刻はまるでレース飾りのよう。
内部は結構明るい。
アーチをつぶさに観察。
寒い。でもなぜか居心地のいい空間。
荘厳な気持ちをキープしつつ外に出ると。
もう 台無しだよ。