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2015-02-11

No.460 建築紀行 ヨーロッパ編 21

マリロー家。

チェリーコテージという貸し別荘を併設する

13世紀に建てられた農家。

13世紀と言われても・・・

1203年 源頼朝が鎌倉幕府将軍となる。

日蓮は1222年に生まれ1282年没。

700年は経ってる。

十数年来、「来い、来い。」と誘われ続けていた場所に

やっと 来た。

http://autempsdescerises.free.fr/photos_eng.html

このアドレスで動画が見れます。

最初と最後に喋ってるのがマリロー。

日本語ホームページは

http://autempsdescerises.free.fr/contact_jp.html
Cherry Cottage Guesthouse - Gite Au temps des cerises-1

さて

名称未設定 1
あんまり面白いので
家に入らずに椅子を庭に引っ張り出して
とりあえず描いちゃおう。
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マリロー1

今日からこの家に居候する。
時間が流れるペースが確実に違う。
聞こえる音は鳥の声だけ。

ちなみにここに来るのに

ポアティエから高速道路を40分走って

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こういった

何もないところを走り抜けてきた挙句の
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未舗装路の先にここは

ある。
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マリロー家のLDK。
暖房器具は写真中央の薪ストーブのみ。
床も石を敷き詰めてあり、断熱は無し。
よって、出かけるときも寝るときも薪を絶やすと
凍える。
暖炉の横のバケツには森で採れたクルミがいっぱい入ってる。
「毎年、食べきれないくらい採れるから
死ぬほど食べて。」
と言われ、狂喜。
自分がくるみ割りと同化したように割り続け
ひたすら食す。
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キッチンからの見返し。
天井の梁の間に張ってある板はそのまま2階の床板。
1階で薪ストーブを焚くと2階も板の隙間から暖気を感じる。
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これが玄関。
この玄関周りも大きな石が積んでありますが、後で開けたもの。
壁の小さな石が本来の石積み。
小窓用の板戸も玄関ドア上の照明も
日本で建てる「ヨーロッパ調」ではなく
本物。(当たり前か)
でも当然のようにある本物は
「古美」(ふるび)ている。
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家は明日、じっくり見ることにして
牡蠣とチーズと鹿のパテだ!
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