マリロー家。
チェリーコテージという貸し別荘を併設する
13世紀に建てられた農家。
13世紀と言われても・・・
1203年 源頼朝が鎌倉幕府将軍となる。
日蓮は1222年に生まれ1282年没。
700年は経ってる。
十数年来、「来い、来い。」と誘われ続けていた場所に
やっと 来た。
http://autempsdescerises.free.fr/photos_eng.html
このアドレスで動画が見れます。
最初と最後に喋ってるのがマリロー。
日本語ホームページは
http://autempsdescerises.free.fr/contact_jp.html
さて
あんまり面白いので
家に入らずに椅子を庭に引っ張り出して
とりあえず描いちゃおう。
今日からこの家に居候する。
時間が流れるペースが確実に違う。
聞こえる音は鳥の声だけ。
ちなみにここに来るのに
ポアティエから高速道路を40分走って
こういった
未舗装路の先にここは
ある。
マリロー家のLDK。
暖房器具は写真中央の薪ストーブのみ。
床も石を敷き詰めてあり、断熱は無し。
よって、出かけるときも寝るときも薪を絶やすと
凍える。
暖炉の横のバケツには森で採れたクルミがいっぱい入ってる。
「毎年、食べきれないくらい採れるから
死ぬほど食べて。」
と言われ、狂喜。
自分がくるみ割りと同化したように割り続け
ひたすら食す。
キッチンからの見返し。
天井の梁の間に張ってある板はそのまま2階の床板。
1階で薪ストーブを焚くと2階も板の隙間から暖気を感じる。
これが玄関。
この玄関周りも大きな石が積んでありますが、後で開けたもの。
壁の小さな石が本来の石積み。
小窓用の板戸も玄関ドア上の照明も
日本で建てる「ヨーロッパ調」ではなく
本物。(当たり前か)
でも当然のようにある本物は
「古美」(ふるび)ている。
家は明日、じっくり見ることにして
牡蠣とチーズと鹿のパテだ!