マーケットホール。
MVRDVの設計。
この設計事務所
オランダのロッテルダムを拠点とする建築家集団。1991年に設立された。
名前の由来は事務所設立時のメンバーの三人の頭文字からとったものである。
- ヴィニー・マース (Winy Maas, 1959年 – )
- ヤコブ・ファン・ライス (Jacob van Rijs, 1964年 – )
- ナタリー・デ・フリイス (Nathalie de Vries, 1965年 – )
ヴィニー・マースとヤコブ・ファン・ライスは、レム・コールハースの主宰する建築設計事務所OMA (Office for Metropolitan Architecture) の出身。
ちなみに
東海・ビルドの社員研修旅行 東京編で訪れた
表参道にあるGYREはMVRDVの設計。
閑話休題。
マーケットホール。
キュービックハウスを抜けるとこんな広場がある。
中央のガラスのオブジェのようなものは駅。
右のトンネル状の建物がマーケットホール。
近くで見ると
内部の壁面グラフィックがガラス面を抜けて外壁面まで続いている。
ガラス面で壁仕上げを切り替えてしまうのが一般的なのですが、ここは
こだわり。
内部。地下から抜けてくるエスカレーターが絡んで縦方向の大きな空間となっている。
一階のショップもその屋根部分にカフェやレストランがあり、
宙に浮いたような席が用意されている。
結構、皆さん 見上げてる。
歩き回ってると
ケイトさんがいない。
こんなカフェに陣取って
梃子でも動かなさそう・・・
「靴がべちょべちょ、靴下も濡れちゃった。
デニス! 買ってきて。」
というわけで
同じく足元ぐちょぐちょの3人で靴を買いに出る。
外から見るとこの建物
周囲のドーナツ部分はアパートになってる。
この広場で2度転倒した妻の靴は
靴底がすり減ってほとんどフラット・・・
「この旅行で履きつぶして新しいの買おうと思ってた。」
お互い、いい妻をもったもんだと
デニスさんと視線で会話して、
ショッピングストリートへ。
古いも新しいも関係なく、
一つ一つがデザインされているのに感心する、
中にはこんな工場風の建物もあるが
窓の開け方や基壇部分の扱いなどは本当に勉強になる。
靴と靴下買うのに、妻に付き合い1時間。
待ちくたびれたケイトさんの元に戻るが
ケーキ&紅茶でしっかり回復しているケイトさん。
2人ともマイペースの達人。
では、この建物を出ようとカフェの入り口に
こんなもの発見。
全員、新品の靴を履いて(ちなみに私も買いました)
再度、雪の中に出て行く。