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2015-03-25

No.472 建築紀行 ヨーロッパ編 33

ケイトさんに頼んだこと。
ユトレヒトにシュレッダー邸という住宅がある。
リートフェルト設計のこの住宅、
見学するには事前予約が必要。
しかし、今回はオランダでの移動ペースがわからず
予約はしていなかった。
急遽、ロッテルダムを切り上げてアムステルダムに
向かうことになったので
「予約入れてみて。ダメと言われても外からだけでも
見てみたいので、ユトレヒトに寄ってくれー!」

頼んでみた。
結果、
今日の予約は一杯。
でも この雪なので予約しておいて来ない人もいるかもしれない。
そうなれば、一人二人なら見学可能かもしれない。
との事。
当然、
行く。
(ケイトさん、デニスさん、ほんと ごめん)
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高速道路をひた走り、
ユトレヒト大学の魅惑的な建築群を目の端に捉えつつ
到着。
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すぐ横の建物1階にシュレッダー邸管理オフィスを発見。
とりあえず ケイトさんが交渉。
その後、私も加わり
「日本から、この建築を見るために来たのだ。パリで見た
コルビュジェ建築も素晴らしいが、この住宅ほどではない。
これを見ることができないと死んでも死にきれない。」
などなど
怒涛のように見せろと迫ると
「とりあえず、向こうの部屋でシュレッダー邸ビデオを見ててください。」
女優のように綺麗な大学生風女性にそう言われると
「はい」と返事して
シュレッダー邸の歴史ビデオをおとなしく鑑賞。
わかりにくい英語に四苦八苦。
その後、リートフェルトの椅子模型を見たり、
本を買ったりしてると
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「一名だけ、入れます。」
と先ほどのお姉さんがにこやかに言ってくれた。
申し訳ないが
みんな、泣いてくれ。
とケイトさん、デニスさん、妻に頼むと
みんな快く周辺散歩に出かけてくれた。
12名しか入れない決まりだそうで
日本語解説用ヘッドセットを借りて
いよいよ見学。
人数を数えると
私を含めて
13名いた・・・
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