こんにちは。設計部の増田です。
前回ブログにアップした直島旅行の続きをアップします。
ちなみに前回の内容は、こちら↓
http://www.tokai-build.com/blog/archives/1278
午前中に家プロジェクトを堪能し、四国ということで昼食に讃岐うどんを食べました。
これが安い!うまい!早い!うどんを噛むと歯が押し戻されるくらいの感覚の歯ごたえ。
腹ごしらえをしてから午後は美術館巡り。
まずは ベネッセハウス から。
かなりの距離を歩きます。美術館周辺の地図がこんな感じ。
右下のつつじ荘と書いてある部分から緑の矢印部分をずーっと歩いていきます。今回のブログではミュージアムの部分までを書きます。
ちなみにベネッセハウスとは、
「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として、1992年に開館しました。「ミュージアム」、「オーバル」(1995年)、「パーク」「ビーチ」(いずれも2006年)の4棟からなり、全て安藤忠雄の設計によるものです。
と、そこへ向かう途中のお約束のカボチャ
直島のマスコット的な草間弥生のアート。海岸に面したこの佇まいが何とも言えず、シュールな感じがします。。
ここから少し歩くと、ベネッセハウスのパークが見えてきます。
僕が昔行った時には無かったパーク棟、この弧を描いている建物はショップ棟。屋根に軒樋が無く、雨水は垂れ流しです。さすが!
そして、この写真よりも右側にホテル棟があります。
この写真がホテル棟。本当はこのホテルに泊まるはずでしたが、スケジュールの都合が合わず別のところに宿泊することになりました;;
「本当はここに泊まるはずだったなー」なんて話していると、嬉しい出来事が・・・
なんと!歌手の倖田來未に会いました!
香川県でのライブ前の散歩のような感じ。。
ウチの可愛い娘に反応してくれて、「めっちゃかわいいー(関西弁)!バイバーイ!!」と言ってくれましたが、娘は無視・・・。 マジかよ。
ま、そんなオマケがありながら次に見えてきたのはビーチ棟。
写真左がレストランで、右がホテルの建物になっています。どちらも安藤建築には少ない木造の建物。
この辺りは建物も面白いが、屋外アートも沢山あります。
この写真、岩山の途中にある額のようなもの。これも屋外アートの1つで、実はこの後に行くミュージアムからも同じアートが見られます。
目的のミュージアム棟に行くまでに見応えがあるものが多く、やっとのことで辿り着いたミュージアム棟。
こちらがミュージアム棟のエントランス。
安藤建築を今回の旅行でかなりたくさん見てきましたが、共通して樋が無いんです。こんなエントランスの囲まれた庇の部分も樋が見えず、垂れ流しでもない様子。さすが!
そして内部は撮影禁止。。
展示内容は現代アートで、個人的に一番好きなジャンルです。意味がわからないが、
逆に自由すぎる感じが好きです。唯一撮れた写真がこちら
美術館内部から撮影。浜辺に黄色と黒のボートのようなものが見えますが、全く同じものが美術館の中にも展示されています。
そしてもう一つ、この写真の岩山をよーく見てみると、、、
あった!あのさっきのやつだ!と1人で興奮。。
とそんな感じで何となく楽しみやすい現代アート。
ウルトラマンが1000人くらい並んでいたり、石の上で寝転がって空見たり、
なんでもありで結構子供も楽しめます。
このミュージアム棟のある山を宮崎駿映画に出てきそうなトロッコのようなもので登っていくとオーバル棟というものがあります。
オーバル棟は、ミュージアム棟からモノレールで移動した丘の上に建ち、わずか6室のために設計された贅沢な空間が広がる宿泊棟です。室内の床から天井までの大開口部からは、瀬戸内海が一望できます。と説明されていて、ここの宿泊予約は中々取れません。
そして宿泊施設なので、宿泊者しか入れません;;
学生時代に行った時には学生という特権を使って見せてもらえましたが、今回は駄目でした。。。
インターネットから拾った画像ですが、こんな感じです。
おそらく増田家、来年ここに泊まります。
そんな希望を抱きながらミュージアム棟を去りました。
次回は李禹煥美術館と地中美術館、そして名古屋までの帰りに寄り道した忠雄建築を紹介します。7月中旬アップ予定!