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2015-04-25

No.481 建築紀行 ヨーロッパ編 42

夕食に出る。
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実は大好物のムール貝をオーダー。
しかし
周りが気になっておちおち食べていられない。
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こんなレストラン。
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手前の3人をテーブルに残してウエイトレスさんに
「中を全部見せて」とお願いすると。
「自由に見ていいですよ」との事。
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この照明も向こうのカウンターも只者ではない。
元はフィリップス社の電球工場であった建物。
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一角にはその頃の電球やシェードが展示してある。
このブログで、パリで見たコルビジェの住宅やユトレヒトの住宅でも触れていますが、
ヨーロッパでは有名な電器メーカー。
日本ではシェーバーがほとんどですが…
その廃工場をレストランにしている。
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一脚ずつデザインが異なる椅子、オリジナリティ溢れる照明、
カウンターはスチールパイプを曲げて積層して塗装してあり、
その横には組み木のような家具が置いてある。
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工場の建物は数棟あり、他の建物にアーティストがアトリエを構えている。
それらのアトリエや工房から生み出された作品をこのレストランで使用して
ショールーム兼レストランのような場所を創った。
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あまりの面白さに舞い上がってしまいましたが、
落ち着いて観察すると
デザイン、材質、機能のバランスがとてもいい。
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なぜか車が置いてある。
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「まあ、見てみるか」
程度の気持ちで来ましたが
デニスさん、ケイトさん。
なめてかかって申し訳ありませんでした。
m(_ _)m
「アキオ、気に入ったようだけど
夜はアトリエが空いてないから、明日昼間にまた来ようか?」
願ったりかなったりです。どうぞよろしくお願いします。
m(_ _)mIMG_0027
明日は街の中を見ながらまたここに戻ってくことに決定。
安らかに眠りにつく。

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