ただいま!
無事3日間の調査を終え、沖縄より戻ってきました。
今回は沖縄特有の建材を名古屋で使えるようにするという特命を帯びての調査隊。
顛末を報告します。
順調な快適なフライトで那覇空港にAM11時過ぎに到着。
雨男 椿専務の神通力もよる年波に勝てず、若干雲があるものの 快晴!
晴れ男 わたくし 森 の力が専務を凌駕した。
と言い張って・・・
レンタカーに荷物を積み込んで出発。
事前に深見が調べておいた最近の集合住宅リストとにらめっこして、
CasaVilla新里へ
打ち放しではなく塗装されてるマンション。最近の沖縄のマンションは塗装が多くなってます。
今回の獲物。
通称
花ブロック
こういった
複雑な形状の
ブロックは
本土では
ほとんど見ない。
いつものようにこの近所を歩くと
こんな住宅発見。
推察するに 沖縄らしい大きな2階バルコニーに完成後しばらく経ってからサッシュを嵌めてしまった模様。
それより階段の庇が沖縄らしい。
コンクリートの打ち継ぎでもない目地が庇中央に1本水平に入る。
装飾の穴や穴に見せた窪みなど手の込んだ細工が随所に。
これが沖縄のコンクリート打ち放しだ!!
工事の鬼 吉川から「基本的に撥水剤とかは使わないんですね。」と鋭い一言。
我々はコンクリート打ち放しの表面を保護するために色々な撥水剤を試す。
でも確かに沖縄のコンクリート打ち放しには撥水剤の気配が無い。
後に石屋さんでこの一言が効いてくるのですがこの件はちょっとオアズケ。
とにかく沖縄で徒歩調査を始めると止まらない癖がついちゃってる私。
ペースがつかめないTEAM-COA 3人のケツひっぱたいて・・・
個人住宅なのでサイズを小さくしてます。
建物本体は四角に近い形状ですが、外部の日よけ・パーゴラのコンクリートフレームの重なりが
幾何学的な造形美を持っています。
古い住宅ですが小幅板の型枠を使用した
コンクリート打ち放し。
意味無く飛ぶ3枚のフレーム。
昨年報告した2棟の住宅。
車で走りながらもカメラは放さず。すかさずシャッターを切る癖が・・・
沖縄に入った瞬間から気分は戦場カメラマン。
吉川の安全運転にカーナビと妙に部分的土地勘のできた私のナビで南城市へ。
次回は建材ルート確立報告「沖縄の石」編です。