また 教会か
と
思われるでしょうが
翌朝は近所に散歩に出た。
最初に出会ったのがこの教会。
昨日のはカテドラル。
今日のはチャーチ。
こじんまりとした中世の香り濃い佇まい。
気がつけば石造の壁が当たり前になっている。
ヨーロッパの建築にすっかり順応している。
どんどん歩くとこんな建築に普通に巡り合う。
アールヌーボーの街。
このセットバックは只者ではない。
キョロキョロしすぎて首が痛い。
どこまでが一つの建築なのか判別しにくいですが
とにかく、面白い。
晴れ渡る中世の街、子供達とじゃれ合いながら散歩。
この建築の曲線壁に圧倒され、
その美意識の高さに震える。
どうやったらこんな壁を持つ建築に辿りつくのか・・・
唸ってると、膝のあたりでゴソゴソする。
「おじちゃん、はやく行こ」
これは近代になりますが
単純なようで、やってみると難しいデザイン。
ブリュッセルの市街は2年くらい住んで歩き回っても飽きないのではないでしょうか。
どんどん歩くと
どんどん出てくる。
でも
上の写真のように
中世が現代に置き換わりつつある。
それも
とってつけたような現代建築に。
数年すると
アールヌーボーの魅力的な街並みが
名古屋 栄のようになってしまうのか・・・
結構歩いた。
一旦戻って 昼食。
午後はオッド家は学校に行かねばならないということで
我々は 満を持して
オルタ邸見学に出かける。