話題盛りだくさんのこのブログですが
高山では着実に工事が進んでいます。
さて
京都シリーズ最後は
あの有名な南禅寺 畔瓢亭本店
の横にある
無鄰菴(むりんあん)
こんな庭園が広がる。
名前の由来はこの草菴に隣家がないことによる。
広い庭園には茶室がある。
内部は
太鼓ばりの障子、なぐりの床柱、竹と御簾の天井。左の欄間が面白い。
水屋。奥の水屋の垂れ壁と天井に注目。正面の板戸も持って帰りたい。
洋館も建っている。
1階は資料館。レンガ壁がいい味出している。
2階は
無鄰庵会議が行われた部屋。
日露戦争開戦前の1903年(明治36年)4月21日に行われた会議。
その時の顔ぶれは、元老・山縣有朋、政友会総裁・伊藤博文、
総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎
桂は、ロシアの満州における権利は認めても、
朝鮮における日本の権利はロシアに認めさせる、
これを貫くためには対露戦争も辞さないという態度で対露交渉にあたるため、
この方針への同意を伊藤と山縣から取り付けようとした。
豪華な部屋で職人の技が満ちている。
いいもの見たなと
建仁寺へ。
庭はもちろんですが
離れのお堂にある龍の天井画に驚嘆。
茶室を見て
雨の中、帰途に着いたのでした。