京都から帰り、現場打ち合わせを重ねるのですが
このプロジェクトの狙いには報告書1で紹介したように
古民家改修を通して高山近辺の古材を仕入れるルート開拓も入ってる。
今回は近々解体予定のある古民家を視察した報告です。
軒が落ちちゃっていますがこの民家。
内部は
凄い。
玄関土間。壁の板材、建具。
全部ほしい。
壊してしまうのか・・・
心から
もったいない。
この造作、
欄間の一枚板、天井板、床の間と
高山のお屋敷とはこういうものか。
書院と床框の高低差の絶妙なこと。
高山では普通らしいですが
覗き窓付き雨戸。
軒の重なりを見上げると
アート作品のよう。
ここまで来る道が雪で倒れた木によって閉鎖されていた。
今ではこの場所に住むことは難しいのだそうで
解体を決めたとのこと。
蔵の屋根も落ちかけているが
この造形が妙に気になって撮影した。
裏から見ると
このように垂木を組めば上の写真のような屋根がかけられる。
工事部の皆様、今後、もし、こんな図面描いたら
快く施工してください。
蔵全景。普通の家くらいの大きさはある。
その後、田島産業へ。
お休みでしたが
総檜のユニットバスをちらりと見て
次の場所へ。
気になるヒノキユニットバスについては後日、お話しします。