なかなか見ごたえのある番組でした。
高知県、四万十川の源流に位置する梼原にいくつか隈研吾の作品があることは
知っていましたが、橋の美術館も完成してたんですね。
スチールのサポートが両端にあるにせよ、日本古来の木組みで空間を浮かせるアイデアはすばらしい。
内部も木組みを意識しざるを得ない、構造が空間を創る見本のような建築。
この地方特産の杉を使った建築。
同じ地域の
まちの駅「ゆすはら」。
萱葺き屋根はたくさんありますが、萱葺き壁は始めて見た。
内部は本当に森のよう。
番組中、印象的だったのは事務所スタッフの提案に対して隈氏が発した一言。
「もっと空間的に面白い提案をしろよ!」
どんな夢を込めた提案かはスケッチをちょっと見れば判ります。
施主の要望や法規制、コストに縛られるあまりに空間のおもしろさどころか
夢を感じられないスケッチを見せられてイラッとくる・・・
わかるなーーー。
明日から2日間、再度 沖縄に行きます。
琉球石灰岩のグレード確認です。
いよいよ、今月末から来月初めにかけて
沖縄の石とブロックが名古屋にやってきます。