あけましておめでとうございます。
年初にあたり、
突然の発表です。
「高山プロジェクト」という呼称で今回の建物の改修経緯を
紹介していますが、
この建物
実は
名称があります。
その名は
「惣四郎」(そうしろう)。
「惣」の字は「物」と「心」でできています。
私は勝手に「物の心を知ろう(四郎)」
という建物になればという願いを込めたと解釈してます。
さて前回の予告通り
総檜ユニットバス。
どんなものかというと
下地から仕上げまで全部ヒノキ・・・
20年以上試行錯誤をしてやっと辿り着いたという
現在の製品。
基本的にすべて防水塗料でコートされているのでヒノキの
香りはしないがキハダの優しさと温かみは十分に味わえる。
このユニットは惣四郎の風呂には小さすぎるので採用しませんが
この技術を生かした浴槽、壁、床、天井を現場で組み立てて
大きな総檜風呂とする検討を始めます。
さらに
洗面ボールが木でできてる・・・
京都の旅館から引き合いの多い製品だそうですが
これも検討することに決定。
この電話機も入れたかったのですが
全員の反対に会い、不採用。
まあ
当然か・・・
この冬、高山は未だ積雪もなく工事は急ピッチで進んでいます。
惣四郎現場で見る匠の技の紹介が次回から始まります。
本年が皆様にとって良い年でありますように。
春には惣四郎で皆様に会えますように。
物の心を知ることができる1年でありますように。