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2016-01-01

高山プロジェクト 報告書 11

あけましておめでとうございます。
年初にあたり、
突然の発表です。
「高山プロジェクト」という呼称で今回の建物の改修経緯を
紹介していますが、
この建物
実は
名称があります。
その名は
「惣四郎」(そうしろう)。
「惣」の字は「物」と「心」でできています。
私は勝手に「物の心を知ろう(四郎)」
という建物になればという願いを込めたと解釈してます。
四連のれん150×160_R
さて前回の予告通り
総檜ユニットバス。
どんなものかというと
CIMG3848_R
下地から仕上げまで全部ヒノキ・・・
20年以上試行錯誤をしてやっと辿り着いたという
現在の製品。
CIMG3849_R
基本的にすべて防水塗料でコートされているのでヒノキの
香りはしないがキハダの優しさと温かみは十分に味わえる。
CIMG3853_R
このユニットは惣四郎の風呂には小さすぎるので採用しませんが
この技術を生かした浴槽、壁、床、天井を現場で組み立てて
大きな総檜風呂とする検討を始めます。
CIMG3865_R
さらに
洗面ボールが木でできてる・・・
CIMG3855_R
京都の旅館から引き合いの多い製品だそうですが
これも検討することに決定。
CIMG3859_R
この電話機も入れたかったのですが
全員の反対に会い、不採用。
まあ
当然か・・・
この冬、高山は未だ積雪もなく工事は急ピッチで進んでいます。
惣四郎現場で見る匠の技の紹介が次回から始まります。

本年が皆様にとって良い年でありますように。
春には惣四郎で皆様に会えますように。
物の心を知ることができる1年でありますように。

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