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2016-01-02

高山プロジェクト 報告書 12

飛騨の匠、技の紹介。
先ずは、
蔵。
惣四郎の蔵は江戸時代に建てられた物。
基礎は石の上に土台を置いて土で塗り固めてある。
CIMG3163_R
基礎から土台にかけての傷みが激しく、
高山建設メンバーの提案は
「蔵を一旦持ち上げて、基礎・土台を作り直して下ろす。
その際、蔵後ろにメンテスペースを取るので15cm程、手前に引き出す。」
これを聞いて、
「いくらかかるの?」
「そんなにかからないよ。」
確かに思うほどの金額ではなく、重機が入れない中庭スペースでも
高山では普通に行われる工事だそうです。
CIMG3142_R
これが蔵の内部。
下から1.5mほどの高さで切断して、上部を2階ごと持ち上げる。
DSC_0104_R
百聞は一見に如かず。このような状態になります。
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切断され、40cm程持ち上げられている。
DSCF0214_R
このように何重にも重ね組みした角材の上に油圧ジャッキを据えて持ち上げる。
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蔵が浮いた。
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