お客様との出会いは平成26年の秋でした。
弊社のマンション経営見学会にお越しいただき施工物件を見て頂いたのが始まりでした。
打ち合わせルームにてお話を伺うと詳細はこうでした。
計画地は名古屋市昭和区御器所。地下鉄荒畑駅より徒歩圏内。古い借家があり、老朽化が進み、建て替えを検討されているとの事。数社から提案を受けていて、現在検討中との事。
まずは賃貸経営の肝の部分。弊社の賃貸経営に於ける考え方をお伝えしたところ、オーナー様も考え方に賛同。
大手リース建築会社やハウスメーカーが推奨している借り上げ保証制度には疑念を抱いていて、必要ないとの事。
構造、デザイン性をしっかり練って建築し、適正な家賃と建築費のバランスを保つ事が賃貸経営に於いて不可欠であること。など私どもが説明するまでもなく、よくご理解されていました。
立地が良い事もあり、リース建築会社がプランを提案してきたり、銀行からの紹介で中堅ゼネコンが提案にみえたりと、様々なお話があったそうです。しかしながらリース建築やハウスメーカーは規格品の建物の為、デザイン性が乏しく、尚且つ建築コストもなかなかご立派。よくあるケースでいえば今回のように好立地の場合、正直それなりのものを建てれば入居には困らない。結果、それなりのものを建築。というケース。
しかし今回のオーナー様は一味違う。やるからには中途半端でなく、後世に残るような物にし、入居者様にも快適に住んで頂きたい。まさにビルドの考え方と同じ。やりがい出てきます。
さあここからどのようなプランを御提案できるか。C.O.A(工事・設計・営業)での力が試されます。
to be continued・・・。