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2016-01-13

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御器所project vol,2

こんにちは。設計部渡邉です。
先回から始まった御器所projectブログ。
今回は建物プランの初期配置検討から綴っていきたいと思います。

建物プランを考えていく時には、沢山のアプローチの方法や切り口があります。
敷地状況、周辺環境、建築基準法などの条件整理からはじまり、当然、設計する設計士によってもその方法は違い、多岐にわたります。
これらの条件を整理しつつ、この土地に合った建物はどういうものか!
というところから創造していきます。
今回のオーナー様は、先回ブログでも書かれていますが…建築好き。
建築を造るうえでは、オーナー様と共に創る。
このことが建物ではなく建築を造るんだとなるわけです。

まず今回は、敷地の条件整理からアプローチしていきました。
今回は角地であり、南と東が道路に面している為、建物がどのように見えてくるのかという点も重要になってきます。
建物が解体され、更地となった敷地がこちら。

敷地(更地)

日当たりを考えれば、各住戸を出来るだけ東と南に面して配置していく。
賃貸マンションでは、駐車場の確保も重要(ターゲット層や地域にもよる)となります。
それらの条件を落とし込んでいくと…

配置ポンチ絵

このような配置となりました。
ここに至るまでには、あーでもない。こーでもないと。
敷地図の上をペンが走り続けるわけですが…。

設計とは面白いもので、建築基準法等で決められた事を守ることは当然ですが、結論から言うと、まったく答えが無いと思っています。
それが面白い所ですが!

大まかな配置が決まれば、平面と立面、断面を並行して想像を膨らませていきます。
場合によっては、今回とは違うアプローチで外観から思いつくなんてことも…。
次回は、具体的な間取りや外観を綴る予定!?です。
to be continued・・・。

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