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2016-04-01

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TNHOUSE_No.4 ~さらばドラえもん! 後篇~

こんにちは。先日横浜へ新幹線で出張に行きました。行きに乗り込んだ新幹線はのぞみ。名古屋から新横浜までノンストップ!1時間半ほどで横浜へ。新幹線の便利さに驚愕。(もうすぐ34歳)

打ち合わせを終え、帰りに誤って乗り込んだ新幹線はこだま。私の帰りを心待ちにしていた『叩き隊名誉会長 森』と『叩き隊現会長 井上』が私の不便さに驚愕。

そんなコン打ち叩き隊 隊長の増田です。

 

それではお待たせしました。

話題沸騰中のTNHOUSEについて紹介します。

先の読めない展開のNo.3を見逃してしまったという方は、こちらをクリック!

 

今回はTNHOUSEのプロジェクトの中で最重要ポイントであるコンクリート打設の全貌を紹介します。

CIMG3751

2016年2月5日 TNHOUSE コン打ちの日。

 

当日の朝。

魂のマイ木槌を片手に、職人の皆さんに自慢をしていました。

「みんなー、見てこれ!」と魂の木槌を見せびらかすコン打ち叩き隊隊長の増田。

職人さん達がワラワラ集まってくる。

 

叩き隊の職長さん「ははっ!中々いいじゃないか、それ!」

ポンプ屋さん「ドラえもん消えるまでちゃんと叩けよー!」

叩き隊隊長の増田「うん!」

 

魂の木槌のおかげで現場に一体感が生まれます。

 

現場監督の武藤が叫びます。「集合!」

朝礼が始まりました。鬼監督の一声で空気が一気に締まります。

CIMG3766

鬼武藤に続き、私も叫びます。「集合!」

コンクリートの打設順序、開口位置、スラブ打ち放し部、叩き隊の配置等を入念に打ち合わせします。

CIMG3770

この時だけは、叩き隊ではなく、設計者として必死に建物を伝えるのが私の役目。

当日初めて来る職人さん達に打ち上がりがどのようになるのかを頭に入れてもらいます。

CIMG3774

すると、それぞれの職人さんからの意見が出てきます。

ポンプ屋さん「ここからこうやってまわるか!」

型枠大工さん「この壁塞いであるけど細い開口あるからな」

鬼武藤「大丈夫、開口部わかるように型枠にマーキングしといたから!」

営業草川「このベランダの手摺壁要注意ですよね?」

・・・

(営業のくせに中々わかっているじゃないか・・・と皆が草川を見る)

 

ポンプ屋さん、バイブレーターと最終確認を行い、生コン車の到着を待つ。

CIMG3758

そして生コン車が到着し、皆の士気が上がり始める。

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ポンプ屋さん「打つぞー!」

その他全員「オー!」

ガラガラガラッとコンクリートが型枠に入り始める。

 

とうとうやってきました。

コン打ち叩き隊の出番です!

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叩き隊三等兵 草川!

しっかり開口部の下を叩いています!

営業のくせに押さえどころをしっかり理解している・・・

 

ちなみに開口部の青いマーキングは、前夜に鬼の武藤と般若の澤田がやってくれました。グッジョブ!

CIMG3803

上では鬼武藤の指示が飛び交います。

「そこもう入ってるぞー!叩け!叩け!」

現場と会社では性格が変わります。

 

受け入れ検査の写真です。CIMG3796

写っているのは叩き隊三等兵 草川。

こんなに現場に馴染む営業マン、他にいない!

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ちなみにスランプ(コンクリートの硬さ)は15。

通常よりも固めなため、必死に叩きます。

 

コンクリート打設中にオーナー様ご夫婦が応援に駆けつけてくれました。

CIMG3822

「頑張って~!」

奥様の黄色い声援が飛びます。

コンクリート打設チーム全員の士気が更に上がります。

そんなコンクリート打設も佳境を迎え、ポンプの筒先がTNHOUSEの魅せ場であるアプローチの打ち放しの壁へ向かい始めました。

叩き隊隊長の私は、その打ち放し壁を叩くために真っ先にアプローチへ走りました。

 

しかし、そこにはすでにスタンバイしている人影が・・・

誰だ!?この壁の重要性を私以上に理解している人間がいるのか・・・

一体誰だ!?

CIMG3827

 

ク サ ガ ワ だー!!

 

私は堪らず聞いてしまいました。

増「なんでもうここにいるの?」

草「当たり前じゃないっすか!この壁、一番の魅せ場じゃないっすか!」

 

嬉しくて涙で前が見えなくなりながら、草川と共に必死に叩きました。

 

 

そんなコンクリート打ち。

終わった後に魂の木槌をクルッとひっくり返すと・・・

CIMG3831

・・・さらば ドラえもん!

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