最近、朝、夕めっきり秋めいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
テラスハウスプロジェクトブログも終わりが近づいてきました。月日の経つのは、本当に早いものですね。
竣工してから思いを巡らせますと、プロジェクトの始まりはこの敷地から始まりました。
北に下がっている畑が今回の計画地です。
計画の検討をお施主様としている頃が、昨日のことの様に感じます。
先日9月22・23・24日の3日間、完成見学会を開催致しました。
足元の悪い中、大勢の方にご来場いただき、誠に有難う御座いました。
御施主様検査の時も、プロジェクト参加メンバーと細かく確認を行いましたが、『その時、その時の、打合せ・納まり・色目など』・・・検査というより、思い出話に花が咲きました。
御施主様とのほんわかした1コマです。
完成した建物の全景です。
ご覧のように、見る場所によっては全く表情が違います。
ほんの一部ですが、こだわった箇所を紹介致します。
外壁を仕上げて頂きました職人さんに、玄関正面のニッチカウンターに左官を施していただきました。
電気メーター1つをとっても、外壁と同色に仕上げ、縦に格子を入れ、外観の違和感をなくしました。
部屋番号とマンションサインです。
こちらは、高山の職人田中鉄工さんの手仕事です。もちろんオーダーメイドです。
玄関ニッチ同様、玄関側の外壁には高山の左官職人さんが、『風が流れる表情』を外壁用珪藻土で仕上げました。
テラス側の土間には、高山では一般的な、がんこまさを採用しました。浸透性で草も生えなくメンテナンスも軽減されます。
施工において一番難しかったと思われるR屋根。リビング空間の吹き抜けの天井の広がりや明るさを実現しました。
この物件に限らず、一つずつ手仕事で、細部に渡りこだわっていく姿勢を感じ取って頂けたら幸いです。
『おざきやまテラスハウス』。新たなビルドの発信拠点として、位置づけられたらと思っています。