こんにちは。設計部渡邉です。
御器所project seasonⅡ vol,8ブログ。
最終回なので竣工した建物を写真中心に紹介していきたいと思います。
まずは、道路に面した北側。
一番目立つメインファサード。
コンクリート打ち放しと木板を利用して木目を転写した杉板コンクリート打ち放し。(※今回は出目地のオリジナルバージョン)
そこに人工物では補えない柔らかさを+αする樹木(ヤマモモ)を据えて建物全体を構成しています。
実際、入居者が出入りするアプローチからは…
エントランス上部に植えた樹木や、凹凸感のある外壁面、中庭を囲む建物形状によって太陽の光を浴び、刻々と表情を変えていく。
昼と夜の表情も大きく変わる。
夕暮れ時から照明が灯れば、また良い雰囲気に…。
地下鉄の駅から帰宅すると、一番に見える角度は…。
夕景は…。
昼間のシャープな印象から、照明を暖色系で統一して温かい雰囲気に…。
『ホっ…』とする帰ってきたくなるマンションに…。
南面は、バルコニーに空洞ブロックを採用。
視線を遮りながら通風を確保する機能面と、焼き物の素材が持つ風合いが良い。
春先には、梅のピンクの花が咲き、コンクリートと空洞ブロックとのマッチングが良い感じ!
中庭を上から見下げると…。
EVを降り、中庭に架けた空中廊下を渡って各住戸へ。
1階レベルの中庭には、黒御影石とトグサで仕上げたオブジェが鎮座する。
エントランスの地窓からも中庭が見える。
エントランス空間を豊かに演出してくれる。
1棟目のCalm dosから始まり、2棟目のCalm tres。
一連の御器所projectが竣工いたしました。
建築好きのオーナー様はじめ、弊社のメンバー、協力業者の方々。
その他にも様々な人たちの協力を得て最高の建物が出来上がりました。
この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
『ありがとうございました!!』
では、また良い出会い。良い建物を造り上げれることを願って…。
to be continued・・・。