ちょっとコアな部分を紹介する回です。
場所は銀座。
とある本屋さん。
「教文館」はキリスト教を基盤とした老舗の本屋で、
銀座通りに面した場所に店を構えています。
一般書籍の他に、キリスト教関係の書籍や洋書が
特に充実しているのが特徴です。
この本屋さん
実は
アントニン・レーモンド設計。
1933(昭和8)年に完成した。
このビルにレーモンドは事務所を構えていた。
ビルは外観をリニューアルしているため
昭和初期のレトロな感じはないが、
内部に入るとエレベーターホールや
急な階段などに当時の雰囲気を残している。
当時の外観は
この本屋さんで
「日本近代建築の父 アントニン・レーモンドを知っていますか」
という建築展が開かれた。
惜しげもなく原図が展示され、
手の痕跡をありありと読み取ることができる。
石膏模型も展示され、
コアな建築ファンしか見に来ないだろう
と 思いきや・・・
多数の一般の方々も見入っている。
これが
東京。