こんにちは。設計部橋本です。
鍛友会館 vol.2では建て方までをご紹介しました。
今回は引き続き建て方から竣工までをご紹介。
建て方が終わると外壁、や屋根、床の工事に入って行きます。
内部は間仕切り壁の位置や配管の通り道を確認。
屋根は防水の施工中。アスファルトルーフィングという防水シートを張ります。
壁際は止水の為にシートの立ち上がりが必要なのでこの段階で確認しておきます。
また、瑕疵担保責任保険の現場検査がこの段階であります。
検査員の方はゼネコンのOBだったり現場経験が豊富な人が多く。検査後におさまりの話しをしたり、弊社の現場に良く来られる人では「東海・ビルドさんの建物は変わったのが多いから面白いわ~」とか言う方もおられます。
もう少し違う言い方無いんかいと思いながらも、和やかな雰囲気で検査を進めて行きます。
(上)オーナー様との現場打ち合わせの風景、(下)現場監督と職人さんとの打ち合わせ風景
現場がここまで進んでくると広さや雰囲気が見えてきます。
仕上げの選定や家具の配置など打ち合わせをし、職人さんに伝え現場に反映します。
外壁は主にタイル張り。
下地にはデラクリートというセメントボードを今回は使います。
ボードを張ったら目地を埋め、メッシュを張ってその上にベースコートを塗ります。
全てデラクリートの専用部材。メーカーで細かく納まりが決められています。
下地が出来たらタイルを張って完成。
デラクリートは仕上げ材に対する自由度が高く、塗り物からタイルや擬石などの貼り物まで各種仕上げ材との組み合わせができます。また曲面加工や通気構法にも対応可能な、オールラウンドな壁材です。
専用のガラス繊維テープで継ぎ目を補強して、専用ベースコートで下地調整をする、半乾半湿の工法ですから目地の少ない壁にすることが出来ます。
最後は施主検査、お引き渡しの風景。
次回は鍛友会館ブログfinal.
完成の姿を披露致します。
ご期待ください。