こんにちは。設計部渡邉です。
先回のブログをより詳しくご説明…。
今回は、敷地が三角形の特殊な形状のため、配置計画が重要なカギとなりました。
プランを練っていく段階で、規格の中から選択していく設計ではなく、一棟一棟完全オリジナルの設計を行っているわけですが、弊社らしい設計が生きてくる感覚の中、進めていきました。
建物プランを考えていく時には、沢山のアプローチの方法や切り口がありますが、多くの場合は立地条件(敷地状況、周辺環境など)、建築基準法等の条件整理をしていきます。並行して、営業部とオーナー様と話し合い、計画地における賃貸共同住宅のニーズ、適正家賃からもとめた建築コストを頭に入れながら…スタートしていきます。
弊社の設計スタイルとして、オーナー様と共に“築く”建築していくプロセスを楽しみながら…。
既存建物が建ってはいますが、敷地をみながら創造してみる事も重要…。
初期配置検討では、
まずは、最大限の建物ボリュームを検討し、それを建物に魅力が出るように、ずらし、整え、ずらし…と数回繰り返して外と内のデザインを同時に仕上ていきます。道路からも良く目立つ敷地であることも念頭に、建物がどのように見えてくるのかを意識しながら…。
規模は、1階あたり3戸×3階の全9戸となり、各階の配置は、階段を軸に3戸を敷地形状に合わせて角に配置していく。
現在は、工事も進みオーナー様と定例を重ねています。
バルコニーの手摺を、アルミから空胴レンガに変更した案も提示しながら…。
各住戸は、2LDKと3LDKの混合で全9戸。4タイプの間取りを用意。
それぞれの生活スタイルに、合わせて選択できるのも選ばれ続ける重要な要素です。
to be continued・・・。