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2018-09-14

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新守山ドッグ共生型マンションプロジェクト④

夢が広がり続けるドッグ共生型マンション。
昨年の夏からスタートしたこのプロジェクトも現在は現場も進み、
1階のコンクリート打設が無事完了するまでに至りました。

今回は外観デザインについてご紹介。

前回のブログでこのプロジェクトの3つのこだわりポイント、

1、とにかく愛犬にやさしい
2、充実した設備、仕様の積極的採用
3、安心、安全な暮らしのできる住まい

をお伝えしましたが、これ以外にもオーナー様のこだわりは多岐にわたり、
その中でも建物の外観にはより強い「こだわり」をお持ちでした。

建物の外観を決定付けるポイントは大きく3つ。
1、「形」(Form)
2、「素材」(Material)
3、「色」(Color)

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まずは「形」について。
5階建て70㎡超の2LDKを各階3戸並べるヴォリューム。
これを全て角部屋になるように配置し、オーナー様からのリクエストで
「バルコニーと室外機置場はR形状のデザインで!!」
との要望を踏まえ、決定しました。

次に「素材」。
建物を構成する素材は色々ありますが、東海・ビルドが造る共同住宅の代表的なマテリアルは3つ。

1、コンクリート打放し
2、タイル
3、塗装

初期提案では打放しをメインとしたデザインでしたが、打合せを重ねた結果、最終的にはメンテナンス性とオーナー様の好みでタイル張りをメインとし、アクセントに打放しと有孔ブロックを加えたデザインとなりました。

最後に「色」。
これについては一番難しく、好みによって様々で「正解」が無い分野。
そのために「どんな色とするか?」「タイルの張分け方は?」などなど時間がどれだけあっても足らない。
では正解が無い分野だけにどんな「色」とするか?
自分の好きな色だけを選べば良いのか?

たどり着いたキーワードは「オオカミ」と「森」。

これはマンション名を犬の祖先である「オオカミ」と「森」に集まるドッグ達をテーマに検討している事から生まれたキーワード。

これを軸に、木の質感を思わせるタイル面状を探したり、
オオカミを連想させる色のタイルを検討したり、
森に生える木の枝をイメージしたタイル張分けパターンを検討したり。

以上の事を頭に入れ、初期段階から最終形に至るまでの計画パースを一挙にお見せして今回のブログをお開きとさせて頂きます。
以上、設計部の井上でした。

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