お正月も2日め。
名古屋は穏やかな天気で良いお正月ですね。
さて
K邸の紹介が終わり、次の住宅S邸のお話。
続々と完成する個性派住宅ですが、
何度もこのブログで書いたように
こういった設計を気に入ってくれて
実現させてしまう
施主の
感性と想いに圧倒されます。
S邸計画のおさらい。
以前紹介したように敷地に初めて出会った日にその場で手帳に書き付けたスケッチ。
間取りも何もない構造体だけのアイデア。
全てはここから始まった。
その後、トレーシングペーパーにスケールを与えながらスケッチ。
設計担当 深見が図面化、CG作成。
こういった計画で始まったS邸。
K邸では発想の原型が沖縄や村野藤吾にあったことを書きましたが・・・
この建物は原型が思い当たらない。
敷地に立ってなぜ手帳にこんなものを描いたのか
本当に自分でも解らない。
強いて言えば 直感。
では
S邸
見せちゃいます。
今回は外観篇です。
メインアングル。
2つのコンクリートボックスとずれながら絡み合う木のボックス。
平面計画と断面、立面を同時に一気に発想しないと
こういった建物にはなりません。
コンクリート打放しと木、ガラスの3種類のマテリアル。
そのコントラストを撮った写真が・・・
コストを考えて一部サイディングが使ってあるのですが、
このコントラストもなかなか良い。
素っ気無い程の玄関。
そして夕景。
施主はガーデニングの会社の方なので庭はおいおい造っていかれます。
庭が出来た頃、また撮影させてください!