UFOとの遭遇から早3年が過ぎました。
その遭遇体験記はこちら。
この時が第2弾、日進市立図書館。
当時見たいと言っていた図書館にようやく行ってきました。
金沢海みらい図書館
設計:シーラカンスK&H株式会社 様
鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)3階建て(地階あり)です。
やわらかい光に満たされたワンルーム型の図書館をコンセプトにした建物で2011年5月に竣工しました。
シンプルな直方体はガラス繊維補強セメントパネルと3種類の大きさの異なる6000個の円窓で構成されています。
円窓のガラスブロックも日射を吸収して冷暖房効果を高める熱線吸収ガラス、網入りガラス、すりガラス等数種類のガラスを円窓の設置場所により変えているそうです。
今では3次元CADの性能もかなり良くなり、建築する前に色々と検証が出来ます。100パターン以上のシミュレーションを繰り返し、設計者の納得のゆく光のバランスに辿り着いたそうです。
シンプルの中にも現代でしか成しえなかった建物。
そう思うとしみじみです。内部もシンプル。
直径30cmの鋼管柱25本で建物を支えています。
天井に照明もありません。
あくまでも外部からの自然光による採光が主役です。
建物中央にエレベーターホールがありその上部には・・・あっ!
照明が!・・・少し残念ですが照度を確保するためです。
仕方ないですよね。
紹介中の図書館と下記の図書館が金沢の三大図書館ですかね。
(私の勝手な選考ですが)
① 金沢泉野図書館 設計:株式会社釣谷建築事務所 様
② 金沢市立玉川図書館 設計:谷口吉郎氏+谷口吉生氏
金沢市出身の建築家谷口吉郎氏に関する建築模型などを展示する建築博物館「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が今年の夏に開館予定です。これも気になります。東京国立近代美術館本館を設計された方で、息子さんの吉生氏は豊田市美術館、鈴木大拙館や東京国立博物館法隆寺宝物館を設計された方です。
このブログを見ていただきゴールデンウィークに行ってみよう!と思った方だけに住所をこっそりお教えします。
石川県金沢市寺中町イ1番地1・・・・イ?・・・イ??
誤記ではありません。石川県の住所には『イロハニホヘト・・・』『甲乙丙・・・』『子丑寅・・・』
更には『仁義礼智信』五常までも登場する処もあるそうです。
地租改正による土地制度改革が影響していて、町名の統廃合をした際、便宜的に「イロハ」「甲乙丙」などと当てはめたのが、そのまま残ったということらしいのですが・・・。
詳しい方教えてください。
次回予告 第4弾は3年後?岡崎の図書館交流プラザ libra です。
新緑が芽吹くこの季節、とても気持ちが良いですね。
中学まで春祭りのおみこし作りに夢中だった安江が書きました。
ちなみに第1弾、みんなの森ぎふメディアコスモスはこちら。