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2019-05-15

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オーストリア建築の旅 52

図書館と学習センター:ザハ・ハディッド(ハンブルク)
これは
写真で紹介するには
限界がある。
大きなホールというスケール上の問題も
さることながら、
空間全体がゆがんでいて
それが決して気持ち悪くない。
むしろ
心地よい。
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上部のはねだしが強調されますが
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真下に行くとこの斜めがとんでもなく
効いている。
ところでこの窓
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このように複雑な機構を内蔵している。
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中はというと
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もう
何から手をつけていいか
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「流れるような」とはこの事
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ゆっくり内部を移動していくのですが
1m移動するだけで驚くほど
景色が変わる。
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この曲面ガラスは3次元曲面。
球体のような形状です。
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垂直に立っているものがほとんどないのですが
別に平衡感覚がおかしくなるような感じもなく
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美しい空間にいるなと思わせる。
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トイレまで ザハ・ハディッド。
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インフォメーションカウンターもザハ・ハディッド。
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模型を見ると
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断面構造に驚く。
案内板がこれ
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ベネチアの広場の平面図のよう。
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外に出るとカフェの屋外席で
デッキチェアに座って勉強する学生。
国立競技場がザハの案でできていたら
また違う空間が現れていたのかもしれない。
北京で見たザハのSOHOも凄い建築だったけど
ここは施工精度というか施工密度が違う。
中国を貶すわけではないけれど
どこまで心を配って施工するかの差を感じてしまう。
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一箇所でこれだけ建築を楽しめる場所も
なかなか無い。
さて
これで見学メニューは終了。
リンツからC一家がウィーンに来ている。
今夜は一緒に夕食の約束。
C家長男が一流ホテルのレストランで
それなりのシェフになっていて
Cは長男が彼女と暮らすためにペントハウスを
ウィーンに購入した。
そこを見せてくれる。

オーストリア最後の夜が始まる。

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